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アミメニシキヘビは危ない?人を食べるって本当?

こんにちは、原口信克です。
先日、横浜市戸塚区で脱走していたヘビがようやく見つかりましたね。
体長3.5メートルもあるアミメニシキヘビということでしたが、けが人も出ず無事に捕獲ができて本当によかったです。

今回、騒動となったアミメニシキヘビですが、動物愛護法によって「特定動物」に定められており、飼育するには許可が必要となります。
人を食べるとも言われているようなので、どんな危険性があるのか調べてみました!

アミメニシキヘビは危ない?毒性や攻撃性は?

ヘビといえば毒を持っているイメージがありますが、アミメニシキヘビは毒を持っていないそうです。

捕食の際は、獲物に胴体を巻きつけて体を締め上げることで心臓を止めて、息絶えた後に丸吞みにします。上手く締め上げると、獲物はたった数秒で息絶えてしまうとか・・・
毒性はありませんが、胴体を使って締めつける力はかなり強いです。

アミメニシキヘビは、アナコンダと並ぶ世界最長のヘビといわれているので、巻きつかれたら逃げることはほぼ不可能と考えていいでしょう。
絶体絶命の大ピンチです!文献によると、なんと最大全長は990cmにもなるとか・・・。

海外では人を飲み込む事故も・・・

アミメニシキヘビの捕食対象は、爬虫類・鳥類・哺乳類などです。
大型の固体では、クマや人間を襲うこともあるといいます。海外では、人が丸のみにされてしまう事故も発生しており、ネット検索すると人を飲み込んで体が大きく膨れているニシキヘビの写真がたくさん出てきました。
結構ショッキングなので、要注意!

日本では、まだ丸のみにされる事故は起こっていませんが、2012年にペットショップの経営者の男性が体長6.5メートルのアミメニシキヘビに襲われ、右腕や頭を嚙まれたり、頭や首を絞めつけられて死亡した事故が発生しています。

日本に野生で生息しているのか

結論からいうと、アミメニシキヘビは日本には生息していません。
そのため、日本でペットや動物園で飼育されているアミメニシキヘビは輸入されているものだそうです。

主にインド・インドネシア・シンガポール・マレーシア・タイなどの熱帯雨林や耕作地に生息しています。シンガポールでは下水道にも生息しているそうですよ。

日本に生息する大型種のヘビはアオダイショウで体長は2mくらいで、基本的に大人しく性格なので、刺激して怒らせなければ人を襲うことはないといいます。

わたしも田舎でアオダイショウを見かけたことがありますが、気配を感じたのかすぐに逃げていってしましましたね。

日本にはあまり大きなヘビは生息していないので、野生のヘビで気をつけたいのは、毒のあるマムシやハブなどでしょう。

原口信克の今回のまとめ

今回アミメニシキヘビを調べてみて、毒性は持っていませんが襲われたらかなり危ないということがよく分かりました。近所で逃げだしたら、夜も眠れないほど怖いことでしょう。
許可を取ってペットとして飼育している方は、逃げ出さないようにしっかりと管理をしてほしいものですね。

~もしヘビに遭遇したら~

もしヘビに遭遇したら刺激せず、落ち着いてゆっくりと逃げることは大事です。ヘビは振動を敏感に感じとるので、パニックになってバタバタと騒いでしまうと刺激をさせてしまいます。
また、かがんで小さくなることも、ヘビが獲物と勘違いしてしまうので良くないようです。

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