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すだちヒストリー vol.01
オルタナティブスクールすだちを運営しはじめて約1年半。
スタートしたのは2021年11月11日。
この日を迎えるまで、
実は過去に学校を立ち上げたいというメンバーが8人ほど集まっており
動いていた時期がありました。
今回はそのことを少し語ろうと思います。
以下、毒っ気MAXになりますので、気が悪くならない自信がある方のみ
ご覧ください。
2017年ある人からの紹介で、
教育に関心のある方がいるから会ってみないか?
とお誘いがあり、後の代表となる人物(仮にOさんとする)に出逢いました。
「理想の学校をつくりたい」
その想いをとにかく事あるごとに口にしていました。
Oさんは占い師として生計を立てている方で、主婦。
教育の見識もほとんどない中で、どういった経緯かは詳しく聞いていないのですが、学校をつくりたいという想いに至ったそうで。
キッカケはオランダのイエナプランに興味を持ったところからだったそうで、それを詳しく知りたいということでした。
私がOさんを知り合った時には、
すでに他にも学校をつくりたいというメンバーが集まっており
最終的には8名。
ほとんどの方が教育業界には関わったことのない職業に就かれている方でした。そんな中、「元教員」という肩書きを持ち、学校を作ろうとしている私がメンバーに加わることで一喜一憂。理想の学校づくりは現実味を帯びたはずでした。
最初に取り組んだのは、どんな学校をつくりたいかを明確にするため
イエナプランの勉強会をしようということになり、
映画を観たり、意見交換したりする機会を設けました。
その度に私は日本の教育について質問攻めに遭いました。
私からすれば、
なんでこんなことも知らないのだろう?というレベル。
学習指導要領ってなに?
教育は文部科学省だっけ?
今学級って何人だっけ?
こんな出発で、私は頭を抱えました。
知らないことを責めているのではありません。
やはり受けてきた教育が違うのだと思いました。
私は何かわからないことがあったら「調べる」
ということが習慣化している世代。
大学の時にスマホが出てきました。
だから、ことあるごとにわからないことがあると
調べるのが当たり前で、誰かに何かを聞くという時は
「経験」や「価値観」などで
調べれば出てくる内容の「情報」や「知識」を聞くのは
その人の時間(=命)を奪うことになるので
できるだけ避けてきました。
しかし、私より5~10以上離れた世代は
インターネットもまだない時代に青春時代を過ごしてきたため
わからないことがあればとにかく知っていそうな人に聞く。
なんでも聞く。悪びれもせず、素直な気持ちで。
これが私にはかなりの苦痛で、
こどもたちの環境をつくろうとしている者の精神としても
全くいただけない姿勢だなと思っていました。
そもそもこの人たちは、
こどもたちの成長の速度についてこれないんじゃないか?
そんなふうに感じ、こどもたちの成長を阻害し、ブレーキをかけ、
邪魔をする人たちに思えてきたのです。
その人たちから気持ちが離れる出来事は続きます。
場所もなにも決まっていなかったため、
定期的に親子イベントを開催して、
スクールを立ち上げようとしていることをまずはたくさんの人に知ってもらいたいと活動を続けました。
親子で学べる算数教室
落ち葉で焼き芋を焼こうイベント
流しそうめん体験会
夏休みキャンプ企画
これはどれも「私」がいないとできないこと。
講師を務めたり、計画を担当したりと取り組んでいました。
しかし、どのイベントもメンバーが全員参加どころか
ひとりふたりいるかいないか。
私が一人で全てを務めることもしばしば。
かといって誰か他のメンバー主導で何かの企画があるかというと
そういう主体的な姿勢もありませんでした。
極め付けは、
私はとにかくこどもたちと直接関わる機会の多いプレイヤーとしてやりたいタイプで、代表を務めていた人は、私にはプレイヤーでいてもらうために、
経営や運営などはやるよ
ということで一緒に動き始めたのですが、
私どんぶり勘定だから計算できないんだよねー。
よっぴー数学専門だから計算しといてね。
私あまり時間が取れないから、
経営ってなにすればいいかわからないんだよね。
じゃあお前なにができるの?(笑)
呆れた私は、自分で尾張旭市が主催する経営塾に時間を割いて
自分で勉強しに通っていました。
さらにガッカリな出来事は続きます。
コロナ前の時期だったため、みんなで飲食店に集まって
作戦会議のようなことをしていたのですが、
ある日また集まろうということになり、
創ろうとしている学校の名前をそれぞれ考えてこよう
という代表の発案で、集まった日がありました。
私はその日までにいろいろ調べたり、
言葉の意味を考えたり、アイデアを練って
いくつかの候補に絞ってその日を迎えました。
蓋を開けてみれば、考えてきたのは私一人で、
他の人はそれに賛同するだけでアイデアも出さない。
お前らいる意味あんの?
ってことで、
一人でやった方がフットワークも軽く行けるし、
不要なことはカットできるし、
何よりなんにもできない人たちと関わる煩わしい無駄な時間を費やさなくて済むので、ストレスから解放され、
自由に自分のペースで進めていくことができ、
私の誕生日である11月11日にスタートをさせることができました。
記事作成時点でオルタナティブスクールすだちは2年目爆進中。
他のメンバーはといえば、学校を作ったり、教育に関すること、こどもたちに関することをやっている人は一人もいません。
やれる人はあの中にはいなかったと思った私の眼は間違っていませんでした。よかった離れて。
現在はこどもたちが7名通うスクールにまで成長し、
元気いっぱい笑顔あふれるこどもたちのエネルギーに圧倒されながら
私が大切だと思うことを伝えながら
一緒に成長させていただいています。
行動しない人たちは、放っておきます。
よく聞こえてくるのです。
嫉妬なのか、憎悪なのか知りませんが、
スクールに来たこともない、見たこともない、内容も知らないのに、
批判や中傷などを他の人に吹聴していると。
そんな人たちの言葉には、全く説得力がないから。
だって私はやっているのだから。
最後まで読んでくださった方には伝えたい。
口だけの人は信用しないこと
行動を積み重ねている人の言葉には耳を傾けること。
それだけで人生は豊かになっていくと思いますから。
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