7月①②クレイジージャーニーvol.2(1)-(2)

クレイジージャーニーのDVDの第2弾を観た。

今回心に強く残ったのは、ヨシダナギ。アフリカの少数民族を撮る写真家で、その撮影方法がクレイジー。
少数民族の心を開くために、彼らと同じ格好になるのだ。顔に独特の化粧を施し、胸やお尻を露出させることも厭わない。

そんな彼女の姿を見て、少数民族はたちまちそれまでの表情を変える。笑顔が増え、歓迎のダンスで彼女をもてなす。そして、彼女が撮影の依頼をすれば、喜んで協力してくれるのだ。

簡単にできることではないが、ものすごく効果的なので、彼女のやり方は理解できる。
だって、私たちだって、着物や浴衣を着ている外国人女性がいたら、なんか嬉しい気持ちになるし、仲良くなれそうな気がする。それと同じことなんだろう。

さて、私が心を惹かれたのは、その撮影方法や彼女の素敵な作品ばかりではない。
彼女の立ち居振る舞い、つまり、彼女自身の魅力だ。

ヨシダナギがアフリカに撮影旅行に行く際、現地のガイドやドライバーを雇う。それは大体男性で、彼女に積極的なアプローチをしてくる者も多いそうだ。「つきあって」や「一回どう?」的なものなど、いずれにせよとてもストレートな表現らしい。

それは、なんだかとてもよく分かる。
そのくらい、ヨシダナギはエロい。
女性の私から見ても、なんだかドギマギしてしまうようなエロさがある。
この人、こんなエロ漏れ出してて大丈夫か?

髪型、服装、話し方、笑い方、声、動作、すべてに隙があり、ちょっとユルい感じが、とにかくエロい!

こんな女性と四六時中行動を共にし、頼りにされてたら、(仕事だとしても)ムラムラきてしまうだろう。私ならする!アフリカの大地で、新たな性の地平線を見てしまうかもしれない!!アリかな?うん、アリだな。

しかし、このエロ、意識的に演出している部分もあるかもしれない。というのは、本人が番組内で語っていたのだが、アフリカの現地スタッフに好意を持たれていた方が、彼らはよく働いてくれるというのだ。
もし、ハッキリと拒絶したら、その場に置いていかれたり、翌日から来なかったり、という事もあるらしい。それで、彼女は、いい距離感を保つよう心がけているという。

女性が1人でアフリカの少数民族を訪ねる、その危険な旅には、女だからこその知恵も使う必要性があったのだ。

そこまでしても、自分の撮りたいものを撮る、そのアーティストとしてのこだわりや、強い意志を尊敬する。

でも、あのエロさは、そんな必要性だけで生まれたものじゃない気がするんだよなー。
あー、知りたい。
どんな風にエロ漏れ出させるか、知りたい。

まぁ、エロ漏れが、たとえ叶ったとして、使うところがないけど。

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