蒲田

明日からシンガポールに旅立つ。
羽田11時発のフライトのため、本日は蒲田で前泊。

母と妹と、三人旅。
初めてのメンバーでの旅行に、どんな感じになるのか、楽しみでもあり、少し心配でもあり。

ところで、蒲田に来るのは初めてだ。箱根駅伝の通過点として、蒲田の踏切があったところ、としては知っていたが。

今回、羽田空港へのアクセスのよさ、のみで、前泊の場所として選んだのだが、来てみると、なかなか面白そうな町だ。
ホテルにチェックインした後、駅近くの商店街をブラブラしてみる。なぜか、DVD販売店が多く、そしてなぜか、それらの店先に雑に積まれた衣料品。DVDの棚の横に、ブラジャーがぶら下がってるお店や、ワゴンに大量のデニムシャツが置いてあるお店。
この猥雑感、すでに東南アジアの街角にいるようだ。

裸足にサンダルの私に、母と妹は、
「そんなんじゃ、飛行機で冷えるから、靴下買わないと!」
と強めにアドバイスをかましてきたので、まぁそれもそうか、と靴下を探す。
すると、なんと別用で入った薬屋に、100円の靴下ワゴンセール。またも、猥雑感。
飛行機用だからいっかと、ここで適当なのを2足買う。

しかし、その後、ちゃんとした靴下屋を発見。
うぅ、薬屋での靴下にレア感あったからって、飛び付くんじゃなかったぜ!

夕食は数々の選択肢の中から、母の希望により、回転寿司。安いのに、なかなかしっかりとした味で、大正解。
二軒目は、焼き鳥屋に入り、チョイ飲み。ここも、良心的価格。しかし、焼き鳥の塩味がきつすぎて、喉が異常に乾く。実はそれが狙いか、蒲田よ。

そうはいっても、旅は明日から。早々に引き上げ、ホテルで各々の部屋に解散。

蒲田、気に入った。
このアジア的猥雑感と、下町的親しみやすさ。
かつ、都心や羽田空港からのアクセスの良さ。これは、今後も羽田を使う際はぜひ使いたい。

しかし、東京はいろんな顔を持っている。
長野の南側から入ってくるのは、たいてい新宿だ。あの街と、蒲田が同じTOKYOとは。

さて、シンガポールはどんな顔を持った街だろう。
楽しみだ。

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