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言葉に囚われる

どーもトンチキです。

皆さん、この言葉に囚われてるなーって思うことあります?

台詞じゃなくて、単語でね。台詞だと推しの言葉ばっかりにならん?ならんか。私もならんし。

まあ、今日は単語の話。

彼の概念である「蓮」とか「炎」とかじゃなくて、なんでこの言葉が自分の中に残ってんだろうって不思議になる言葉が、トンチキにはいくつかあって。

一番色濃いのは造語だし、いつか小説にしたいから、語るのは賞を取れてから。今はまだ隠すとして。

他に残るのは「花瞼」とか「ゲラニウム」とか。あとは「群青」「黎明」「有明」「鳥葬」みたいな。

なんかふとした時に浮かぶ言葉なんですよね、これが。自分の小説の中に出てくるならまだ納得だけど、そういうわけじゃないし。

一歩間違えたら、いや、間違えなくても厨二病単語。でも厨二病じゃなきゃ夢女子も小説も突き通せないんで、良いとして。

なーんでこんな単語が頭の中に引っかかって残り続けてるんだろう。

原因が分かればいいんだけど、魚の小骨みたいにずっと引っかかって、時々頭を刺激してくる。

花瞼、美しい瞼。
ゲラニウム、小さな紫とか白の花。
群青、朝みたいな色。
黎明、明け方。
有明、地名?
鳥葬、エグいので調べない方がいい、名前の通りの弔い方。

うーん、統一性があるような無いような。

無理やりこじつけるなら、花瞼とゲラニウムは花に纏わるかな。花みたいな美しい瞼って意味らしいし。

群青と黎明は夜明け〜って感じだけど。有明は地名……。って思って調べたら「陰暦の十六日以後で、空にまだ月があるのに夜が明けること。そのころの夜明け。また単に、夜明け」って出てきた。似たような意味だな。

鳥葬があまりにも異質だけど、ゲラニウムは高山に咲く花みたい。言うて鳥葬の文化はチベットの方で、ゲラニウムはヨーロッパの山だけど。

美しい瞼を持つ者が、夜明けの風に揺れる可憐で儚い花が咲く山の奥で、鳥に弔われる……インパクトあるミステリーの導入みたいだな。そんな作品を読んだことはないけど。

でも今書いていて思ったのが、頑張れば一本書けそう。もしかしたら神様からプレゼントされた言葉なのかも、なんてね。

他にも頭の中に引っかかってる言葉は沢山ある。収集つかない時は、言葉の海に大人しく沈むと、面白い単語が見えてくる。

かつてはそうして短歌や俳句を作ってたけど、もうしなくなっちゃったなぁ。

でも、こうして単語の海に溺れると、自分が本能的に何を美しいと思って、どんなものに囚われるのか。意外と分かるかも。

私は夜明け前や、山の中で感じる、冷えた空気の美しさと不穏さが好きなのかな、とかね。

皆さんも、自分の中に残る単語ってあります?
引っかかり続けてる単語を持ってる方はどんな言葉が気になっているか、ぜひトンチキに教えてね。

ってところで今日はここまで。

ではでは、はい乾杯🥂

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