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じゃあ、どうすれば良かったんですか


どーもトンチキです。

皆さん、タイトルみたいな感情を抱いたことあります?

トンチキはあります。自ジャンルの映画の結末。ハッピーで収束したけれど、ある一面では、ハッピーとは言いきれず。

加えて現代の問題や疑問にも、あまりにも近しいモヤモヤというか、不条理が残ってて。

じゃあ、あの子は一体、どうしたら良かったんですかって、爆泣きしまして。

その少し後で見た「ヤクザと家族」という映画。あれでまた、同じ疑問にぶん殴られた。

トンチキの家は、一つでもネジが落ちてれば、いわゆる毒親家庭。てか毒親かもしれんけど、毒とは言いきれないこの、なんて言うんでしょうね。

経済的にも、その他でも色々悩まされてたはずなのに。というか今もちょっとは悩むけど。奇跡みたいな幸運と、能天気さと、各々が持つオタク気質が綺麗に回ってて。奇跡的に、暴力や虐待の範囲には、ギリギリ、一瞬だけ踏み込んだくらいで。

まあ、もう少し常識なり倫理観なり、運なりが欠如してたら、まあもう凄惨で。
それこそ家族のうちの一人は死んでるか捕まってたんじゃないかな〜ってくらいなんですよ。

だから非常に、あの映画の環境に行く可能性が高くて。おまけに高校も高校だったから、別の世界とは全く思えなくて。

人はひょっと、犯罪の蔓延る世界に転がり落ちることができる。加害者でも、被害者でもね。

んで、生まれた時から、転がり落ちるしかない環境で生きてきた人も知ってる。どうしようもなくて、自分なりに足掻こうとして、足掻いた結果が裏の道を貫くしか無い人も、居るんだと思う。さすがにそこまでの知り合いは居ないけど。

まともに生きなさい、生きてれば良いことあるよ。人は簡単にそう言うけど、そもそも、生きるための基盤が成り立ってない者が、どう「まとも」と呼ばれる世界に届くまでの基盤を作ればいいのやら。

明日の飯、明後日の生活費、来年の給食代。それすら目処が立たない生活で、中学、高校、大学……?夢のまた夢だって、子供でも察します。

親の喧嘩が響く家で、学業に集中しろって言われても、無理ですよね。無理を無視して、まともになれって世間は言う。努力しても、親の学歴や経歴で、余裕で邪険に扱ってくる社会なのにね。

じゃあ、どうすれば良かったんですか。
どこに行って、どこで生きれば良かったんですか。何をどうすれば、世間様は助けてくれたんですか。

この映画の主題歌はMillenniumParadeの「FAMIRIA」

「家族」とは、どれを指すのか。どこまで付きまとうものなのか。非常に考えさせられる作品です。

なんでいきなりこの映画を勧めたかっていうとね。私たちフィクトセクシャルは、恋人の枠の中に、二次元の存在を含めている。

その事実に対して、周囲がどう思うかなんて、人それぞれで。

ただ、ふと思うのは。万が一、私という存在が、家族の足枷になった時。彼という恋人が、家族にとって、否定するべき存在になった時。

彼と私の関係で、家族が第三者に傷つけられるような言葉をぶつけられた時。

私は、どうすればいいのか。今から考えても損は無いんじゃないかなーって、そう思って。

無論、彼と離れるってことは無いけどさ。
だからこそ、万が一の時に備えて、雑談みたいなノリで家族にそれとなく聞いたりしてみようかな、なんて。

うちの家族のことだから「別に今どき普通じゃん」とか「別に二次元に恋人が居なくても結婚しない人多いじゃん」とかそのくらいで済みそうだけどね。

でも、これは私の冷たい魔法の言葉なんだけど。

「家族は血の繋がった赤の他人」だからさ。

他人の人生、邪魔しないようにしなきゃね。
じゃあ、彼無しで私はどう生きれば良かったんですか、なんて。万が一にも、家族に言いたくは無いし。

なんか暗い話になっちゃったけど、大事なことだからね。メモメモ。

ってとこで今日はおしまい。

はい乾杯🍻

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