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アメリカで生け花 花の力

お正月用に買ったレンギョウ

年末12月28日に買ったレンギョウのかたいつぼみが、色づき、黄色の花咲かせました。2021年希望に満ちた年になるよう願いを込めて生けたのでお花が咲いてくれました!

うれしい!頑張ってくれたね!ありがとう!
なんと3週間以上たった今(1月24日)も楽しませてくれています。

アメリカで生け花

アメリカに来て生け花を教えるようになり、自分で花材をすべて用意しなければなりません。お花をそろえるに2-3軒、時には園芸店やホームセンターにも行きます。身近に手に入る枝物と言えばカーリーウィロウ(柳)くらいです。いかに日本でお稽古していた時は、先生や花屋さんがお花を用意してくださって、私は生けるだけでよかったと思うと本当に恵まれていたことがわかりました。

散歩するときはもう木の枝ぶりを見てこれはいい曲がり具合だなとか、生け花に使えそうな葉だなとか、木を見る目が変わってきました。

春先はネコヤナギ、桃、レンギョウ、そして桜。結構ありました。その中でもレンギョウは黄色いお花でアメリカでも人気があるようです。お店でも黄色いお花をつける前のつぼみはあまり買い求める人はいませんが、私はお花が咲きてくるのを見るのが好きですし、なんといっても7-8分くらいからお花が咲いてくるのはとてもうれしいものです。

秋はツルウメモドキ、冬はサンゴミズキくらいです。お庭のサツキや椿、夏の緑のもみじなど、お友達に分けてもらえると宝物をもらったようにうれしくなります。宝物に出会ったようなるまで枝物の味わい深さが分かりませんでした。枝物は大きな自然を表現したり、大きな空間を表現してくれます。
お花のような明るさや華やかさはないけれど、やはり時間をかけて育った木や枝の存在感や生命力、生け花をしていなければ見えなかった美しさかもしれません。
3週間たった藻レンギョウは緑の葉を出しで楽しませてくれています。3週間のお花とつぼみがの様子です。お花は5回変えました。

1 白とピンクのアルストロメリア お正月仕様 DEcember 28.2020

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2黄色いチューリップとレンギョウ ちょっと寂しいのでやっぱりオレンジのバラを加えて

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お正月に白い花器に

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またレンギョウのつぼみは固いですが しばらくすると黄色お花が咲きました!希望を託して生けたお花なので本当にうれしい!

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次はお花が枯れたので赤いチューリップに

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黄色いレンギョウが咲いてきます! 2021年本当にいい年になりそう!

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お花に癒されるだけでなく、レンギョウの頑張っている姿に勇気をもらえます!

最後までお読みくださってありがとうございました。(本記事は1月に下書きをして眠っておりました。) コロナで木や枝を観察する時間が増えました。脇役だと思っていた枝物の地味な中に輝く命やエネルギーのすばらしさを感じられるようになりました。新しい気づき。

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