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#11 呪いがとけて、本来の自分にもどりました

結婚式直前に大好きな父が亡くなり、絶望的な気持ちのままの結婚式。

母はずっと入退院を繰り返していて、結婚式に出席できるか分からない、妊娠出産で実家を頼ることができない。
私が頼る事ができるのは夫だけ。
夫に大きな大きな期待をかけてしまいながらの結婚生活スタートでした。

結婚、妊娠、出産に並々ならぬ期待があった私は、自分の思い描いていた結婚生活が送れない事、主婦としてできない自分、期待通りにしてくれない夫に対してもどんどん不満が溜まり、イライラが蓄積されていきました。

不満が蓄積されていくと、怒り、悲しみ、私はこの家の家政婦だ、常にイライラ不満だらけ。なんでこの人と結婚したんだろう、なぜ私ばっかりこんな目に??
自覚がないまま夫に対して攻撃をしていくようになりました。

この満たされない思いのまま、35歳で母と同じ乳がん発覚。その手術1か月後に夫の不注意による交通事故で3か月の入院。私の精神状態はどんどんおかしくなりました。

その後なんとか結婚生活を続けていきながらも、常に不満とイライラを抱え、夫に対する不満は募るばかり。
子供が成人したら離婚しよう、いや、もう我慢できない、そんな思いばかりで夫に対する攻撃はエスカレート。ついに完全家庭内別居が始まり、10か月程会話もなく最低限のやり取りはLINEのみになりました。
それでも私のイライラは収まらず、夫への不満が募り続けました。

そんな中、私は2回目の乳がんが発覚。
誰にも相談できず、ひとり絶望の中へ。
このタイミングで夫から「離婚してください」と言われ、その後は「不倫してる」という告白まで。

この絶望の中で出てきた言葉は「そりゃそうだよね」。
ここまできてようやく私は、そりゃそうだよね。こんな酷いことしてきたんだもん。離婚したくもなるし、不倫もするよね。と気付くのでした。

そして長年「離婚する」と思っていた夫に対して「離婚したくない」という気持ちが出てきました。
夫に思いを打ち明け、夫婦関係を再構築していこうとなりましたが、お互いすぐに気持ちを切り替える事は難しく、再構築を目指す生活はギスギス状態。

不倫相手からまだ連絡が来る夫。はっきり状況が分からなくても、なんとなくおかしいと思いながら一緒にいる生活。私も夫も普通ではない精神状態が続いていました。
そしてついに夫が出て行き別居となりました。

別居中は2人の子供と私の生活。子供に涙を見せるわけにはいかず、踏ん張って必死に生活していました。
子供の件で、必要な連絡はLINEで。
夫は必要な時に最低限帰宅。そんなギリギリの生活をしながら、少しずつ夫が家に帰ってくる日が増えてきました。
そして別居から約3か月。夫が自宅に帰ってきました。
とても嬉しかったのですが、まだまだお互い探り合い、、、安心した家族生活とはほど遠い関係、私は毎日泣いてばかりのままなんとか暮らしている状態でした。

そんな中、BeYou3期の募集!
大好きな尚さんも離婚を考えていたのに今や夫婦円満仲良し家族!!
一体なぜ!?私も尚さんのような夫婦関係になりたい!!!
迷わず申し込みを決意しました。

BeYouの学びの中で気付いたのは、
私は「べき」「ねば」にとらわれすぎていた。
自分で自分に呪いをかけていた。
その呪いを夫や子供たちにも強要してしまっていた。
「自分を大切にする」なんて考えたこともなく「苦労するのが当たり前」の思考で生きてきた。

尚さんに呪いをといてもらい、本来の自分に戻った私はどんどん気持ちが軽やかになっていき、亡くなった母との確執、抱いていた負の感情は、感謝の気持ちに変わり、母のことが大好きだったんだと気付きました。

夫に対しては、なんて酷い事をしてきたんだろう。
夫が今までしてくれていたこと、私たち夫婦のたくさんの「ある」にようやく気付き感謝の気持ちがどんどんあふれてきました。

少しずつ、夫も本来の夫の姿に戻り、今では家族で楽しく過ごす時間が増え、幸せをかみしめています。
夫と一緒に料理をしたり、大笑いしながら大好きなワインを飲む時間ができるとは思ってもいませんでした!

今あるこの生活に感謝の気持ちでいっぱいです。
病気や離婚宣言から、ようやく今ある幸せに気付く事ができたのはBeYouで学んだおかげです。

BeYou春の遠足で行った熱海 來宮神社のお守り
お酒の災難から私を守って♡


私はBeYouで学び、アラフィフにしてようやく人生のスタートラインに立つ事ができました。
これから、私と家族の幸せな人生を、大切に満喫しながら生きていきます。

BeYouで「今ある幸せに気付く大切さ」を一緒に学んだ仲間たち


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