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#15 家庭と仕事の両立の悩み、BeYou講座は確実にわたしを変えてくれました

わたしは、3度目の育児休業中にBeYouに入りました。
働き方にモヤモヤを抱えていました。
わたしは大学を卒業してから10年以上小学校の先生として働いています。先生の仕事にはやりがいを感じていましたが、家事育児との両立に悩んでいました。

独身の頃は、朝早くから夜遅くまでほとんどの時間を仕事に捧げていましたが、結婚して家族が増えて、家事育児をしながらの生活は目が回るような毎日でした。
もっと仕事がしたいけど、保育園の送迎がある。仕事に集中していると家事育児が疎かになる。仕事も家事育児もどちらも中途半端になっていました。余裕がなくなってくると、イライラして家族にきつく当たったり、クラスで大きな声で指導をすることもありました。
「怒りたいわけじゃなかったのに」と反省したことは一度や二度ではありません。
仕事内容は自分のやりたいことだけど、働き方が今の生活に合っていないと感じていました。余裕のなさから、先生という仕事自体も自分には向いてないのではないかと思っていました。

BeYouでの学びは直接働き方を見直すものではありません。
でも、BeYouでの学びは確実にわたしを変えてくれました。

受講を始めて9ヶ月で仕事復帰をしました。2年半のブランクがあったので、不安もありましたが、BeYouで学んだ自分が学校現場に戻ってどう感じるか楽しみもありました。

仕事復帰の3ヶ月前、東京で開かれたBeYou対面講座に参加しました。
そこで話した先輩メンバーは、初対面のわたしの話を包み込むように聞いてくれました。そして、なりたい自分をオーダーするというワークで、先輩メンバーから「先生の仕事が天職だと思える自分をオーダーしてみたら?」と言われて、涙が止まりませんでした。「あ、わたし先生の仕事頑張りたいんじゃん!」と気づいた瞬間でした。

恵まれたことに、この決意を全体の場で発表する機会をいただき、尚さんから「自己犠牲なく働けるといいね」というお言葉もいただきました。
はるばる飛行機に乗って東京まで行ったのは、この気づきを得るためだったようです。

仕事復帰後の課題は「気持ちに余裕をもって働くためにいかに休みをとるか」でした。担任をもつと1日教室を空けることさえも躊躇してしまうほど休みにくい環境で、我が子の体調不良の時はヒヤヒヤしながら、夫と実家の父母の協力を得ながらやり過ごしていたので、私用で休みを取ったことは一度もありませんでした。
こんな調子で働き詰めた結果、自分を満たすことを後回しにしていた自分に気づき、仕事をしながらも自分を満たすために、自分のために休みを取ることを自分に許可しました。

「先生の仕事が天職だと思える自分になる」と決めた途端、するすると自動操縦が始まり、仕事復帰早々に課題と思っていた「どうやって休みをとるか」の答えが出ました。

新しく来た校長先生は「遠慮なく休みを取ってください、こちらでなんとかしますから。」という考えを表明してくださいました。
さらに、学年主任に「子供の体調不良などではなく、私用でお休みいただきたいんですが」と話すと「いいじゃないですか!ぼくも休みたい日があるので、あなたが休んでくれると僕も休みやすいです。僕でよければ授業も進めておきます!」と思ってもみない返答をもらいました。
休みたいときに「休みたい」と言える環境になっている職場に感謝と安心の気持ちが溢れました。

「自分のために休みをとる」以外にも、BeYouで習った自分を満たす行動を日常生活の中に取り入れました。
週に1、2回、BeYouの3期の仲間とZOOMを繋いでストレッチをすること、大好きな仲間との安心安全な時間は身体も心もリラックスできます。
Momoka先生に習ったメイクを毎日続けること、毎朝のメイクは自分を大切にする時間です。
食育週間で習ったサラダを毎日欠かさず摂ること、身体に栄養を与える大切さを感じています。

自分を満たすとクラスの子どもたちとの関わり方も変わってきました。
以前はクラスの子どもたちに対して「どうしてそんなことするの?」という思いから大きな声で指導することがありました。

それが今は、毎日笑顔で過ごしています。

自分を満たし、今の自分のいいところも悪いところもまるっと受け入れることができるようになったので、クラスの子どもたちに対して「どうして!?」ではなく「そうだよね、じゃあどうする?」と一人一人の子どものいいところも悪いところもまるっと受け入れることができるようになりました。

すると、大きな声での指導も必要なく、フラットな気持ちで子どもたちと接することができるようになりました。
先日はクラスの子どもに「先生なんでそんなにいつもニコニコしとるん?」と言われたほどで、「だって、毎日楽しいじゃん!」という言葉が自然と出て、自分で驚きました。

今の素直な気持ちは、「先生の仕事は楽しい!でも体力的には疲れる。」です。自分を満たすことを続けていて精神的には楽しくできていますが、それでも体力は毎日限界ギリギリのところで働いています。

これが今の課題です。

こうして、自分に出てきた課題を一つずつクリアして、先生という仕事を天職と思える自分でいたいと思います。
また、それと同時に先生という仕事に執着もせず、自分だけではクリアできない課題が出てきたときには、さらりと別の仕事に挑戦できる自分でもありたいとも思っています。
どんな仕事をするにしても、「愛の世界で働きたい」と思っています。

今のクラスの子どもたちと出会えたことに感謝、
保護者の方が支えてくれることにも感謝、
働きやすい環境を整えてくれる同僚や管理職にも感謝。

我が子を預かってくれる保育園の先生にも感謝、
わたしの仕事を誇りに思ってくれている我が子たちにも感謝、
家事育児をサポートして先生の仕事を応援してくれる夫にも感謝。

一緒にここまで学んでくれている大好きな3期のみんなにも感謝、
アウトプットを温かく受け止めてくれる先輩メンバーにも感謝、
たくさんのアウトプットで気づきをくれる4期のメンバーにも感謝。

そして、こんな素敵な学びの場を作っていただいた尚さん、ひろさん、ゆきさん、みゆきさんに大きな大きなありがとうを送ります。
こんなにも身近に感謝を感じられるようになったのはBeYouのお陰です。

これから5期に入ってくるメンバーとの出会いを楽しみにしています。

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