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嫌なことを続けるか、改善するか

仕事も私生活も何でも生きていれば、嫌なことはある。その環境や人間関係を嫌だと考えて行動する人が多いと思うが、動かない、動けない人が大半だと思う。

得意に仕事は「ここを辞めてしまったら生活できなくなる」という脅迫観念に追われて、仕方なく働いている人が多いと思う。私もその一人であり、毎月の給料日を頼りに支払いや返済をしていた。

でも、「好きなことで仕事を選びたい」と思って今の仕事に就いたのに、「お金や生活のための仕事」と思い始めると一生、お金の奴隷になるだけだ。

ビジネスセミナーでは「人を喜ばせた、感謝された対価が給料として支払われる」「給料はお客さんのありがとうが形になったもの」なんて教わるけど、毎月の生活がカツカツの人にとってはお客さんの笑顔なんて気楽なことは言っていられないものです。

でも、「お金、お金」という気持ちになってしまうとずっとその蟻地獄からは逃げられなくなってしまう。やがて「自分は不幸なんだ」というマインドが生まれて全てに無気力になってしまったら、人生が黄色信号だ。

私は2006年に250万円を詐欺されて、そのうち160万円は借金、90万円は貯金で支払ったお金だった。支払い先は交際クラブという出会い系の発展版のような所だったが、「うまい話には裏がある」という現実を知ることになったのだった。

その借金も債務整理することになるのだが、その後もネットワークビジネス、情報商材、コンサルタントの初期費用と自己投資という名の詐欺まがいに手を染めて、稼ぐどころか出費が増える自分を実感するのだった。

「人を信じ過ぎる」と言われたこともあるが、「馬鹿正直」「世間知らず」とも言われる。上手く表現すれば「これと決めたら一直線」ということになるが、私はマイナス面から学ぶことが多すぎた。

仕事の覚えが悪い、コミュニケーションが取れない、何度も同じことを注意される・・・。このようなことを何度指摘されても、私は変えることができない。

でも、変えることができないことを悩むことよりも、好きなことや今の時点でできていることを確実に自信が持てるレベルまで極めた方が世の中上手く行くことが多い。

私は転職が10回前後と多いが、フルマラソンの完走回数は16回ともっと多い。世の中の人は「そんなに転職してる人なんて、どうせ使えない奴だよ」と思うが、完走回数だけを言うと「へぇ~、じゃあ体力はあるんだね」と高評価してくれる人が多い。

嫌なことだけに目を向けると嫌な奴に思える。でも、出来ることを極めていくと「もの凄い人」と高評価になる。物事は表裏一体なのです。

私は、どこの会社に行っても「出来の悪い、話さない奴」という評価をもらってきたが「やり方さえ身につければ、何でも出来る人」と評価してくれる人もいた。

世の中をうまい方向に向かわせる方法の一つは、「自分を高めてくれる人」と関わることです。あなたのことを鬱病になるまでダメ出しする上司と明るい未来が描けますか?

自分の得意分野で自信を持ち、輝く人生を謳歌していきましょう。あなたにも輝ける原石の才能が必ずあります。

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