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はっぴーらいふ新大阪 感染対策のプロによる研修実施

 ライフケア・ビジョンの「はっぴーらいふ」ではこの冬、感染対策に特に重点を入れて運営しています。これまで各施設で対策を練り上げてきましたが、これらに外部機関のチェックや評価を取り入れることで、改善を繰り返しています。

 2023年1月11日(水)は、「はっぴーらいふ新大阪」において、大阪府看護協会のICN(感染管理認定看護師)の柴谷涼子様をはじめとする感染対策研修を行いました。

まずはチェックシートをもとにヒアリング

 研修では改めて気を付けなければならない点や、逆にそれほど神経質にならなくても良い点などが分かり、メリハリのある対応やマニュアルの活用方法などをご指導いただきました。

 たとえばマニュアルを備えていたり、普段熟読していたとしても、いざ緊急時に適切な行動をとることは難しいものです。そんなときには「アクションカード」(上図右※)があれば、その通りに行動することで、落ち着いて対応することができます。

 この1月までに新型コロナウィルスに対するアクションカードを作成し、2月から現場で活用することを目指します。
(※)アクションカード:緊急事態発生時の判断を導き、行動を促すための事前の指示書のこと。横須賀市消防局ホームページより画像引用。119番通報時のアクションカードの見本。
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/7427/documents/tuuhou.pdf)


共用部分のチェック


 また、必要以上にオーバーな対策は本来不要ということもご指導いただきました。
 新型コロナウィルスの感染は飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)によるものが7割で、そのほかに接触による感染等があります。感染のない状態であれば、マスクで鼻と口を正しく覆っていると、それで十分とのことです。しかしご家族さまにも慎重な行動が求められることをご理解いただくために、あえてフェイスシールドの着用をしていただくなど、施設独自の取り組みを行っている部分もあります。

 このように、マニュアルやツールを整備し、それらに則りながら、ご家族様等にもご協力いただくことで、感染対策を行っております。 

 有料老人ホーム「はっぴーらいふ」は、この1月で26施設1102施設になりました。ますます大きくなる社会的責任を全うできるよう、これまでの感染対策をさらに効果的なものにしていきます。 

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