この気持ちを何て言うのか私は知らない。
今日も、今日とて
ふわふわ仕事してる
お惣菜やさん店長です。
noteの更新を
すっかり忘れ去り
放置していたのですが
今日の出来事は
忘れまい。と
メモ替わりにnoteに置いときます。
最後まで読んで
結局何?ってなります。笑
それでも、最後までおつきあいしてくれる
アタマのネジのぶっ飛んだ
そこのあなた。
きっと仲良くなれる。
大好きです。
#あれ
#どっかで聞いた事ある
#このフレーズ
先月末に
うちの店が会社になる前から
ずっと働いてくれていたパートさんが
ある日突然なんの予告も無しに亡くなられた。
去年の決算が40期だったから
40年。。。
うちが産まれた時より
さらに前から知ってくれている
お母さんみたいな人だった。
その日も、仕事に来てくれていて
帰るときに他愛もない話をして
お疲れさまでーーす。
って別れた。
その日の夕方
警察から電話があり
「そちらのお店で働かれている○○さんについて、こちらからは詳しいことは言えないのですが、詳しいことをお伺いしたいんです。」
はぁ??
いったい何の詐欺だ。。。
新しいな。。。
その空気を察知した警察の方が
「○○さん、お亡くなりになられたんです。」
え。なんて?
今日、何時間か前に喋ってましたよ?
訳がわからないまま
普段の様子やらなんやら
わかる範囲で答えた。
でもそれで実感なんか湧くわけなくて
なんだか信じられなくて
ずっと夢のような。。。
リアルじゃない感覚だった。
だからなのか、なんなんだか
涙一つ出なかった。
それからも日常はたんたんと過ぎ
早1ヶ月。
そのパートさんの旦那さんが
買い物に来てくれた。
うちは、旦那さんとあまり話したことがなく
何を話していいかもわからず
目を合わせる事すら出来ないまま
他のお客さんと同じように
レジで接客した。
ポテトサラダと、麸のからし和えと。。。
そのパートさんが
好きだったものばかりを
買われていて
あぁ。。。これ、好きだったな。
作ってる時に
こっそり味見してたなーー。
と、ふっと思い出が蘇る。
お会計○○○円になります。
そう言って、旦那さんが出されたお財布。
亡くなられたパートさんが
母の日に、娘からもらったの。
ちょっと使いにくいんだけどね。
って嬉しそうに使っていたお財布だった。
なぜかはわからない。
涙が一気に溢れ出そうになった。
必死でこらえ
何も話せず
お金を受け取り
お釣りを返し
ありがとうございました。
いつもより深々と頭をさげた。
そんなうちに、気づいてか、たまたまか
ありがとう。
そう一言だけ言って
旦那さんは帰って行かれた。
今まで夢のような感覚だったのが
急にリアルになって
急に悲しくなった。
大切な人を失った事が
どんな事なのか初めて知った気がした。
この気持ちを何て言うのか知らない。
それでも日常は
何事も無かったように過ぎていく。
でも、
自分が守らなきゃいけない、守りたいものが
見えたような気がした1日だった。
明日も明後日も笑顔まっしましで!!
現場からは以上でーーす。
40年以上、うちの店を、うちの父を
支えてくれてありがとうございました。
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