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【現場学校03】 オンライン懇親会

2020.04.04 22:00-

1ヶ月と1週間続いた現場学校03「ウェブ制作者に向けた動画制作&配信ノウハウ」もついにフィナーレ。恒例?のオンライン懇親会に参加デス!

今回の現場学校はトータル17時間超!

乾杯の後、この1ヶ月で学んだ7セッション17時間超(!!!?)を17分で振り返り。すべてのセッションの要点をダイジェストで聞きつつ、「うんうん、大丈夫」と自分の学びも一緒に振り返り。

17分になっても濃い。この17分にちょっと色つけただけで普通にセミナーとして成り立ちそう・・・w

突撃生電話!

続いて突撃生電話。仕込みも何もなく急に電話がかかってくるwという、ドキドキな企画。

即日アウトプットを心がけた今回、気に留めていただけていたようで、ライブ配信に音声だけデビューしてしまった・・・w
緊張しすぎてちょっと自分が何を喋ったか記憶が怪しいけど、「内容に齟齬はない」とご本人に言っていただけて一安心w
リアルタイムレポートを褒めてもらえて、頑張ってよかったなぁと素直に嬉しかった。まぁ自分のためなんだけど。

リアルタイムで書くレポートは自分としては「授業の板書」と同じ。
なので、講師の方の話を自分なりに解釈して何かを書くというより、そのままありのまま自分が受け止めたものを書いて、後から見返したときに「あ、そうそう、そうだった」って思い出すきっかけにするためのもの。
タイトルがそのまま目次になり、内容はそこからさらに深掘りするためのキーワードになる、って感じ。

特にこの業界は日進月歩でどんどん技術が新しくなるので、今日聞いたことが一年後も二年後も通用するとは限らないからなー。どこまで学び続けられるのかわからないけど、知らないことを知るのってやっぱり何歳になっても楽しいよね。

番外編「失敗例と改善策」

最終講でリクエストのあった「失敗談を聞きたい!」の声に応えて、生々しい現場の失敗事例&どうやって改善したの?を惜しみなく大公開!
これ、レポートにそのまま書いちゃっていいんだろうか・・・w
動画もクローズドじゃなかったから書いちゃうけど。

機材関係のトラブル

・本番前に発生したカメラの不具合
・本番前に発生した配信エンコーダの不具合
・本番前に発生したACアダプタの不具合
 → 機材の故障はいつ起こってもおかしくない
 → すぐに使える状態の予備を用意し、現場に持っていく
・二系統同時配信で高負荷、音声が途切れる(映像は問題なし)
 → 初めてのFacebook二系統同時配信だった
 → Facebook二系統は控える
・カメラのオートフォーカスが頻繁に発生してピントが安定しない
 → オートフォーカスが遅いカメラでよく発生する
 → どこにピントがあうかが動いてしまうと映像が乱れる
 → オートフォーカスを使わない
・スライド資料を本番前に修正するも、本番環境で同期が取れず使用不可に
 → DropBoxなどのクラウド経由で起こる
 → 同期されたかどうか最終データをきちんと確認しておく 
・ビデオ編集後のレンダリング時間が足りず、本番に間に合わない
 → レンダリング時間を考慮して作業する

人為的トラブル

人為的トラブルは「起こるもの」として、起こさないように配慮するかが大事。

・本番前に三脚を第三者が移動してします
 → 三脚もバミる
・本番前にジンバルを練習しすぎてバッテリーが不足
・本番前の「録画ボタン」の押し忘れ
・カメラのキャップを紛失
 → 外したあとの置場を決めた
・録画停止前に電源を落としてしまって収録データが破損
・カメラ液晶が自撮りモードでHDMIパススルー映像が反転
・バミらなかったケーブルに盛大につまづく
 → ちゃんと全部バミる
・ワイヤードマイクをつけたまま席を立った瞬間に機材倒壊
・ワイヤレスマイクをつけたまま演者がトイレに
・スタッフのキータイプ音がマイクに入ってしまう
・スタッフのカメラスイッチングと演者のトークのリズムがアンマッチ
 → 演者本人がスイッチング
・進行表の印刷を忘れコンビニで印刷するもA3縦印刷に非対応
・花粉症でクシャミと鼻水が止まらない
 → 薬を変えた
・本番前に食べた青椒肉絲が歯に詰まった状態で収録
 → 本番前に自分自身も鏡でチェック
・本番前に外したメガネを付け忘れる
・本番直前にオフィスの鍵が壊れて事前予約した配信をスタートできない
・本番直前にアシスタントにダメ出し、空気がどんより
 → 本番前は空気悪くしない
・機材運搬と設営に体力を消耗し、本番で息切れ発生
 → 荷物を減らす、運搬の分担を変える、設営時間を長めにとる
・収録時にフィード処理を多用してしまい、後編集作業が難航
 → フェードアクションは編集でカットしにくいので使い勝手が悪い
・BGMの影響でカット繋ぎが難航
 → ライブ配信だと演出上BGMを入れたりすることはある
 → 何に重きを置くかで判断してきめる

本番中のトラブル

・母親からの電話がなる
・しゃべりに反応してSiriが起動
 → 諦めて受け入れる。電話の電源を切るという手もあるけど。
・エアコンを止めた影響により演者が汗だく
 → ノイズのことだけ考えず、人間にも配慮した空調を
・救急車、ヘリコプター、飛行機の音声ノイズかぶり
 → 音源とマイクの距離を近くしておくことで多少軽減できる
 → ライブじゃなければいったん撮影を停止する
・カメラの露出過多で映像が白飛び
・演者さんのメイクが濃すぎて白飛び
 → 演者さんのメイクはトーン落としめがよい
・窓辺のブラインドを下ろしてしまって露出が変化
 → 日差しが変化することを考慮して事前に準備しておく
・演者に露出を合わせたらフリップの文字が白飛び
 → リハーサル段階できちんと確認して調整しておく
・照明がディスプレイモニターに反射
・照明が演者のメガネに反射
 → カメラと照明の配置で事前に調整しておく
・複数本のマイクの音量バランスがとれてない
 → 声が一番大きい人と小さい人の間でバランスを調整する
 → 機器側で調整しきれない場合は、マイクの位置で調整する
・複数人の笑い声による音割れ
 → 笑い声が出た瞬間にフェーダーを下げる/編集時にレベルを下げる

まとめ

自分にとっては失敗かも知れないけれども、外に公開してしまったらそれはもう失敗であろうが公開されたものがすべて。
やり直したからといってなかったことにはならないし、再配信したものがかならずしも成功とは限らないし、完璧になることはきっとない。
失敗から何を学ぶか。次にどんな問題を解決するか。その積み重ねが大事。
・・・ちょっと抜けてるくらいが愛嬌があっていいw

雑感

今回で1ヶ月楽しんだ現場学校03も終了。
怒涛のようなインプットと、毎回の長時間セミナーでなかなかにハードだったけど、終わりとなるとちょっと寂しい。

前回の最後にも書いたけど、動画制作は私にとって未知の世界。
こどもの運動会とくらげくらいしか撮影してないし、編集もしてない。
これからも自分でガッツリ撮影して、編集して・・・という未来は実は見えていないんだけど、知っていればこそ話ができる領域というのは確かにあって。知っている人に全部お任せ!としてしまうのではなく、相手が専門家として使う言葉をきちんと理解し、同じ言葉で、自分が欲しいものを伝えられることには意味があると思っているので、そのためにもこの講座を受講して、「動画を作る/配信する」という世界のことを知れたのはとてもよかったと思う。

5月末までアーカイブが見られるので、なんどもみて、しっかり頭に叩き込もう。今後は自分が書いたレポートを見ながら閲覧デス。

あ・・・そのまえにマイク。


勝手に宣伝

アーカイブ専用チケットの販売も検討中とのことなので、今回現場学校に参加しなかったけど・・・という人にもぜひ見て欲しい。現場学校ほんと楽しいから。


★リアルタイムで動画見ながらコメントして、さらにメモをとっているので改めてアーカイブ見直しながら追記とか修正とかします。後から見たら内容がちょっと違うかもとかあるかもしれないので誰にともなくお伝えしておきます★

現場学校03
https://webdirector.shop/items/5e316d6ac78a5354c4348413

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