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いまさら聞けない!を学ぶ勉強会「クライアント提案 はじめの一歩」でディレクターの極意を学ぶ

ウェブディレクター協会のオンライン勉強会イベント第1弾に参加。
サイトプランニングで大切なこととは?伝書鳩&御用聞きのディレクターにならないために、初期提案の前にやっておくべきことはなにかを学びます。講師は北海道でウェブディレクションをされている待島さんです。

ウェブサイト制作でクライアントがディレクターに求めるものは?

・予算/スケジュールにフィットする
・デザインが企業のイメージにマッチする
目的を果たせるウェブサイトを作ること
→ キモになるのが「サイトプランニング」=「どんなサイトを作るのか」

事前準備は何のためにやるのか?

・初頭効果を生み出す
・信頼感を醸成する
・対等以上の関係を作る
本音を引き出す
→ お客様から一から十まで情報を教えてもらう、という関係性にならないように
→ 事前準備をしっかりとすることで最初の打ち合わせを初歩的な質問で終わらせず、より本質的な質問や議論ができる

事前準備1:お打ち合わせ前の簡易ヒアリング

・お問い合わせいただいた理由
 → 自分たちを選んでくれたポイントはどこにあるのか=お客様が期待していること
・プロジェクトのきっかけ
 → 「どうして」ではなく「なぜ」を聞く
・依頼内容(何をしてほしいか)
・予算
・スケジュール

事前準備2:初期調査

・既存サイトチェック
 → サービスや会社の歴史の理解
 → わかりやすさチェック
 → コンテンツの量・内容の把握
 → スマホ対応
 → 内部SEO対応の状況など
 → ドキュメントを作成して共有することができる
・企業名/ブランド名で検索
 → Googleマイビジネスの情報
 → 良い評判/悪い評判
   → 商品やサービスのユーザーのブログ
   → ソーシャルメディア上の書き込み
   → 業界ポータルサイトの評価や口コミ
 → 情報発信の充実度(SNS → ターゲットやエンゲージメント)
 → ウリや強み
・競合他社・他エリアの同業他社
 → プライベートモードで
 → 地域名との組み合わせ
 → 上位サイトのコンテンツなど
・業界のニュース・トピックス
 → 業界ポータルでもクライアントの業界について知識を得ることができる

事前準備3:データ分析

Analyticsのアカウントを提供してもらえたら最低限確認しておく
・過去1年間のアクセスチェック
・リアルタイム検索
 → 閲覧者の多い時間帯を狙ってどんな動きをしているか眺めてみる
 → ユーザーの興味や行動を把握できる(あくまでも一ユーザーであるので参考値として)

事前準備4:クライアントへの宿題を出す

・サイトで成し遂げたいこと/求める成果とは
・主な現在の顧客層
・業界内の自社ポジション
・一番売上の高い商品/サービス
・競合企業
・他社と比べて「ここは優れている」といえるポイント

ヒアリングで何を聞くの?

・事前準備の内容:事前準備ででた疑問や確認事項
・宿題の確認:クライアントに用意してもらった内容
・担当者間の関係性と役割・決裁者
・課題に対する「5回の質問」→ 質問を掘り下げることで本当に解決が必要な課題を見つける

まとめ

事前準備+ヒアリングで掘り下げたことをベースに初期提案を作っていく

知れば知るほど提案内容が濃くなり、結果相手のリアクションも良くなる
→ こちらのモチベーションが高まり議論がどんどん活発になっていく

相手が求めるもの+αを提案する姿勢を保つ
→ クライアントに興味を持たないと提案はできない
→ こちらが興味を持つと、クライアントもこちらを信頼して話をしてくれる



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