的外れ改革

こんにちは。ゆいです。

だが、SNSであがったのは、導入への称賛ではなく、“そこじゃない!” という指摘の数々だ。

《子育てしてて「子連れで列並ぶんしんどいな これがなければ2人目産みたい」ってごめん、なったことないわ そこじゃないねん、異次元の政策が想像以上に異次元過ぎて戸惑ってる》
《異次元の子育て支援、本当に悪い意味で異次元だった。ああ、ここまでずらすかってくらい頓珍漢で素っ頓狂。とりわけ群を抜いてたのは子どもファストトラックだけど、首都圏以外で美術館博物館で大行列って事態が、どれくらい発生するの? 子連れ専用レーン作るほどのことがある?》
《あれば助かるかもしれませんが、これを『少子化対策』と国が得意気に掲げることには違和感を隠しきれません。これが『異次元の少子化対策』なのでしょうか。子どもへの予算をケチりたい気持ちが見え見えです》
《最近、何故やる事なす事こんなにピント外れな事ばかりなの?わざとなの?ウケ狙いかよぉ?》

「こども未来戦略方針」について、改めてその内容をみていきましょう。

・所得制限の撤廃
・支給期間を高校生の年代まで延長(現在は中学生まで)
・第3子以降3万円に(現在小学生まで1.5万円)
ただし、高校生が卒業した場合は数としてカウントしないので、第3子が第2子扱いに。

子育て世代のみなさんからはこんな声が聞かれました。
*1児の母親「今はそんなに(不足すると)思わないが、大きくなるにつれて金額がかかるもの。小さいうちより大きくなってからの補助が助かる。3人目、4人目とは(ならない)」

特に問題視されているのが、新たに加わった第12条だ。

「第十二条 この法律に定める措置の実施等に当たっては、性的指向又はジェンダーアイデンティティにかかわらず、全ての国民が安心して生活することができることとなるよう、留意するものとする。この場合において、政府は、その運用に必要な指針を策定するものとする」

一見問題がなさそうに見えるが、LGBT法連合会は、「実質的に多数派に配慮する規定として機能する」と批判した。同会は、「与党議員のブログで、当初の理解増進法与党案を使って『自治体の先進的条例を制限する抑止力とする』と表明されていた」と指摘。「ほかの与党議員も理解増進法の4党修正案を使い、『先進的な教育実践を規制するためにこの法案を使う』と表明している」と主張した。

12条の一部は修正案で追記されたものだと認識していますが、女性たちを守るために(表向きの)文言を追記したら今度は当事者から抗議の声。
少なくとも当事者たちに歓迎されない改革だと、誰のためのものなのかわかりませんねw そんなものにお金と時間を費やすのはもうやめましょう。

特に異次元の少子化対策については、どれもこれもママさんたちの「これじゃない」感がすごくてコメント欄を読んでるうちに笑えてきてしまった。扶養控除の撤廃縮小見直しとか、子供産んだ人の奨学金免除とか、選択制週休3日制とか。
マイナカード実質義務化&保険証廃止ゴリ押し(反対多数、不安多数)、LGBTゴリ押し(当事者反対、党内反対多数)、少子化対策は異次元すぎて的外れ。
トンチンカンすぎて逆に見事です。全く国民の方を向いていません。
よほどお上からいただく密が甘いのでしょうねえ…

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