9th EP「helvetica_youth (EP)」リリースのお知らせ&セルフライナーノーツ

「helvetica_youth (EP)」というEPをリリースしましたのでお知らせします。

曲紹介でもしようのコーナー

ヘルベチカ・ユース

今年8月初旬にリリースした曲ですが、初出は2022年8月に行ったバーチャルライブ「still dreaming (hour) vol.1」です。

個人的に非常に気に入っている曲でして、ドライブ感があって良い曲なのではないかなと思っております。特にBメロで一小節につき半音ずつ下がっていくという展開が好きです。

歌詞は自分の中にある幼年性みたいなものを取り扱っている話です。

昔「maiden's cafe (blueberry)」という曲を作ったんですがそこに通じる話です。その曲の歌詞、というかその曲が入っている「maiden's cafe」というアルバムは全体を通して「幼稚な主張を、その幼稚さに自覚的でありつつ突き通す」ということをしてるんですが、そういった価値観を維持するのは人間が生き物な以上不可能なことです。

結局「maiden's cafe」でもラスト「チョコレート・シナプス」でその真理を受け入れているわけですが、とはいえ受け入れるだけではつまらんな、となったときにじゃあそういった幼年性を擬人化して対話的な曲を書いたら面白いんとちゃう?と考えた結果このEPの一連の曲が生まれています。

私に前髪をあたへて

曲はノイズロック。15分くらいで作りました。

歌詞なんですが、これは元々2019年に作っていた「pop music」というアルバムに入るはずだった曲です。

なんやかんやあって「pop music」は作るのを途中でやめたんですけど、この歌詞は2019年当時からヘルベチカ・ユースと同じ人についての話だと思って書いてたのでめでたくこのEPで日の目を見ることになりました。

寝るベチカ・ユース

曲はこれまんまMen I TrustとEverforですね。あと若干やくしまるえつこのnekomeshiも思い出しながら作った。

歌詞は完全にタイトル先行で考えました。これは幼年性っていうか完全に今の自分ですけど、自分にしては割と可愛らしいというか媚びた感じの歌詞になってる気がします。

おわり。


今後の展望としては、明日x1.35がBandcampの方にも上がります。あとは来月のBandcamp Fridayも新譜を出そうと思っている。

さようなら。


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