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フリーDLコンピレーションアルバム「No Federation」リリースのお知らせ

 蝉暮せせせです。

 このインターネットにはMastodonやMisskeyというSNSがありますね。それを総称してFediverseと呼んだりします。

 我々はその片隅にいて、そこで集まって今回コンピレーションアルバムを作りました。

 それをやっと皆さんにお届けできるようになりましたのでここにご報告いたします。

 全7曲、フリーダウンロードです。バンド系の楽曲からエレクトロ系の楽曲、オーケストラを使用した楽曲からピアノ弾き語り、インストの楽曲から初音ミクやAIきりたんを起用した楽曲など、非常に多様かつクオリティの高い楽曲が収録されています。

 素晴らしい作品になったと自負しておりますので、どうか聴いていただけたら本当に嬉しいです。

 我々はこのFediverseに居て、コンピレーションアルバムを作りました。

 よろしくお願いいたします。

1. 架空のユーザー - 潜航少年(Dive in the mariana trench)
作詞 / 作曲 / 編曲: 架空のユーザー

2. ex. happyender girl - その後の少女たち
作詞 / 作曲 / 編曲: 蝉暮せせせ
歌: 初音ミク
Mix: CookieRamen

3. Hoshimi - positron
作曲 / 編曲: Hoshimi

4. Elastic Cubes - 無題
作曲 / 編曲: Elastic Cubes

5. CookieRamen - Lacrimae rerum
作曲 / 編曲: CookieRamen

6. Hoshimi feat. AIきりたん - From _ to the End
作詞 / 作曲 / 編曲: Hoshimi

7. ex. happyender girl - broadcast (past)
作詞 / 作曲 / 編曲: 蝉暮せせせ
歌: 初音ミク
Mix: CookieRamen

Mastering: CookieRamen
Jacket Artwork: yuinoid
企画: 蝉暮せせせ

© No Federation Production Committee


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 出せたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 みんなありがとう!!!!!!!!!!!!本当に!!!!!!!!!!1嬉しい!!!!!!!!やってやりました!!!!!!!!!!!!!

 本当はエクスクラメーションマーク1億個くらいの感情があるけどこの辺にしておく


 そんなわけで、何はともあれまずは参加者の方々に多大なる感謝を申し上げます。やりたい気持ち先行で思いつきで始めた企画で、ノープランで行き当たりばったり甚だしかったのにも関わらずお集まりいただき、そして素晴らしい楽曲やジャケットアートを提供していただいて本当にありがとうございました。

 作品の部分だけでなく、諸々のやりとりなども参加者の皆様に助けられた部分が多かったです。参加者の方々のうちの一人でも居なかったならばこのような素晴らしいコンピレーションは出来上がることはなかったと強く感じます。


 Hoshimiさん、架空のユーザーさん、Elastic Cubesさん、CookieRamenさん(参加順)の四方にはそれぞれご自身の作風と個性を強く打ち出した、クオリティの高い楽曲を提供していただきました。

 Hoshimiさんの楽曲は疾走感のあるダンスミュージックとAIきりたんによる静謐なピアノ弾き語り、架空のユーザーさんの楽曲は爽やかで開放感溢れるインディーロック、Elastic Cubesさんの楽曲は跳ねる音色と幾度も変化する曲展開がポップなエレクトロ、CookieRamenさんの楽曲は重厚感溢れる演奏とメロディアスな旋律が美しいシンフォニックな楽曲と、どの曲もまさに四者四様という表現が相応しいラインナップになっています。

 それぞれ個性的な作風の方々なので、それを強く押し出していただいたことでコンピレーションとして偏りのない、バラバラだからこその統一感でまとめられている非常に面白い作品に仕上がったと思います。


 また、CookieRamenさんにはコンピレーションのマスタリング(と自分の楽曲のミックス)を担当していただきました。全体の音の統一感とクオリティについては氏によるものが大きいです。

 氏とのやりとりはミックス・マスタリング面においてあまりに無学で経験の少ない自分にとって非常に学び多いものでした。恐らくこれからも少なからずお世話になると思うのですが、そのやりとりが始まったのもこのコンピレーションからと思い返すとより一層感慨深いものに感じます。


 yuinoidさんによるジャケットアートに関しては、まずはこちらから依頼させていただいたのですが快諾していただけて本当にありがたく嬉しかったです。ジャケットの方向性について、全く文章になっていない状態から始まってあまり具体的なコンセプトなどはご提示できなかったのですが、無茶振りに等しいにも関わらずあまりにも素晴らしいアートワークを仕上げていただいてジャケットを見た時は震えました。

「収録されている楽曲そのものを表したものではなく独立した世界観になっているといいな」「yuinoidさんの絵柄と描く女の子が好きなので、それを押し出してほしいな」みたいな抽象的にも程があるお気持ちだけお伝えしたのですが、その2点を取り入れた理想の形で仕上げていただけて本当に嬉しかったです。

 また、単にV.A.という表記では味気なかったので適当に「No Federation Production Commitee」という名義を用意したのですが、そのロゴまで作っていただいて、作品のパッケージ部分のアプローチとして非常にスタイリッシュなものとなりました。本当に素敵なアートワークをありがとうございました。


 繰り返しになりますが、そういったコンピレーションの作品部分だけでなく、やりとりに関しても非常にスムーズで円滑に進みまして、その部分でも参加者の皆様に助けられた部分がとても多かったです。


 エモの話。

 参加者のラインナップに関しては既に自分と面識のある方々がすべてで、その点でも非常に円滑に進めることが出来たのですが、「内輪的なものにしたくない」とはずっと思っていました。

 界隈内で、Fediverse内で完結するものではなく、広くインターネットに膾炙し、残り続け、かつ「Fediverse(の一部)から生まれた」というパーソナリティは失わないものにしたいという思いがありました。それはコンピレーションの企画を立ち上げる時点で既にあったものです。

 これは恐らく明言していないことで、コンセプトに掲げるほど強い拘りのあるものではなく、それが明確に反映されているのは僕の手によるものではコンピレーションタイトル「No Federation」くらいですが、それでも「内輪にしたくない」という気持ちは少なからず共有できてたみたいでその点においてもありがてえ……となりました。

(あとタイトルに込めた気持ちとしては「安直にFediverseの名を掲げたくない」というのもあったんですけどこれはまあ個人的なアレなので……少なくとも僕はFediverseのド真ん中に居る人間でないので自分のためにも大それたことは言えないし……「ド真ん中ではない」というのも結構意識するところだったのですが、でも宣伝する上でこういう感じのゴチャゴチャな気持ちを説明するのは難しかったので結局「Fediverseで募って作った」という表現になってしまったのが至らないところ)


 繰り返しになりますが、参加者の方々に重ね重ね感謝の念を申し上げます。素晴らしい楽曲・アートワークはさることながら、自分に至らないところが多々あるのにも関わらずいろいろとサポートしていただけて本当にありがたかったです。皆様が居なければこのコンピレーションが生まれることはありませんでした。

 また、コンピレーションの告知を拡散してくださった方々、面白がってくださった方々、興味を持ってくださった方々、クロスフェードを聴いてくださった方々にも改めて感謝の念をお伝えしたいです。

 特に僕の告知のやり方に関して、宣伝周りが非常に不慣れなことが目に見えたと思うのですが、そんな告知にリアクションしていただいたりアドバイスしていただいた皆様にはとても深く感謝しています。ありがとうございました。

 最後に、この長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。こんな感じで大変思いを込めた作品に仕上がっているので、是非とも聴いていただけたらと思います。

 お前ら、俺ら成し遂げたぞ……!


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