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レビューというお仕事

機材のレビューをするお仕事をたまにいただく。「小さなことは気にしない。大きなことはわからない」をモットーにしている自分は、レビュアーには向いていないと思うのだが、お小遣いとしてはいい金額をいただけるので、ありがたくお受けさせていただいている。

かと言って何でもかんでも受けることはさすがに無理で、あまりにもわからない機材のレビューはお受けできない。また、ちょっと微妙だな、興味がないなというものはお断りすることが多い。

また、触ってすぐ記事を書けるということはほとんどなく、毎回勉強である。記事を書く時間の半分以上は調べ物だ。人に魅力を伝えるとともに自分の勉強になる良いお仕事だ。

レビューする際に特に心がけていることは、「買いたいと思っている人の背中を押すこと」を基本にしている。

「欠点を書いているから公平なレビュアーです」と言うのは自分は違うと思っている。忖度でも何でもなく、そんな欠点を打ち消す魅力があればそちらを全推しする。

もちろん欠点だなと思うことがあれば書くが、「こういう人にはこういう点が欠点になるかもしれないが、こうすれば解決できる」までセットで書くように心がけている。

素直に推せないだろうと感じる製品の場合は、最初から引き受けないのが自己防衛だ。

あと気をつけていることは、ターゲットとなっている層を見誤らないことだ。自分がそのターゲット層だったらこう使うかな?という提案で背中を押して沼に突き落としてあげたい。

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