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Re-Born

未だに成人式が15日だと思っている時が止まっている森のキノコです。

2024年が明けてすぐ、想像もしなかった災害があり、そして翌日には大きな羽田での飛行機事故。
どんな一年になるのか、と一瞬心がぎゅっとなった。

今回の地震、そして事故で亡くなった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

私は去年の暮ぐらいから、また心が下降していた。
丁度一年前の今日、友人のお母様からの手紙で彼女が亡くなったことを知らされた。
この一年、ローラーコースターのように、元気に生きていこうと思う日と、突然として、予想もしていなかった彼女の死を受け止めることのできない日の繰り返しの日々だった。

師走の12月、私はようやく、カウンセリングをしているグループを見つけた。
年が明けたら、連絡してみよう。
そう思った矢先、日本での出来事、そして11日に仲良くしている友人のお父さんが亡くなった。具合悪い、から始まって数日後、あっけなく。
73歳という若さで(私は70代は若いと思います。今の時代)
国は違えど、彼女の国のしきたりで日本の初七日のように当たる明日、私は彼女の家に娘と行ってきます。

3日前、そんな友人から写真とメッセージが送られてきた。
「キノコ、見て」
写真を見ると、黄色い蝶。
「どこからともなく、来たのよ。それで、キッチンから離れないの」
冷蔵庫のハンドルのところに止まっている写真。
薄い黄色。

その写真を見て思い浮かんだ言葉がタイトルにある、「Re-Born」
「あなたのお父さんじゃない!」とリプライする私に
「娘たちもそういうのよ!」と笑いの絵文字。
彼女のお父さんは何を言うわけでもなく、キッチンでうろうろしている人だった。そして、冷凍のジャガイモの餃子のようなものを子供たちに作ってくれるのだ。それもバターたっぷりに(苦笑)
それを娘は今でも覚えている。
いつでも「よく来たね」と迎えてくれるお爺ちゃん、だった。

スピリチュアルのような話になるけれど、こういうことってあると思う。
お爺ちゃんはしばらく蝶になって最後に過ごしたかった、「いつもの時間」を集まった家族と過ごしたかったのだな、と。
そう、信じたいのかもしれない。
でも、それでもいいじゃない。
誰もその正解は知らないし、答えることはできない。

友人のお父さんのRe-Born

何故だろう、その薄い黄色い色の蝶々の写真を見た時、私はどこか、自分が生まれ変わった感じがした。
空気が新鮮に感じたというか、今までに感じたことのない風が吹いたような気がしたのだ。

その時から、いろいろと躊躇していたことをやろう、と思えた。
明日何が起きるかわからない。
お正月という家族や大切な人との暖かな時間を一瞬にして奪われてしまった今回の地震もそう。

だからこそ、できる限り、そして楽しく、そして人と繋がり、暖かく生きていたいな、と思う2024年の始まり。
いろんなことが人よりも遅い私の人生。
2024年のスタートもやはり遅かった(汗)
でも、いいのだ。これが森のキノコ。
森にはWi-Fiがないからちょっと遅い、と言ってみよう。

今年の目標は「心の温かさを共有する」
      「優しさのパンデミックを起こしてみる」
      「沢山の感謝を伝えたい」

・・・・ありすぎですね。
私にとっては、大きなジャンプの年でもあります。
健康で、自分を元気にしながら、今年も発信できればと思っています。

被災地の方が、暖かく安全な日々を過ごされていることを心から願っています。

追伸 この記事は1月17日に書きました(汗)







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