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2022.10.3サビアン天秤座10度の体感

10/3の太陽サビアンシンボル(日の出の瞬間が基準)
天秤座10度「危険な流れを抜け安全な場所に辿り着いたカヌー」
A canoe approaching safety through dangerous waters.
ルディア訳:HAVING PASSED SAFELY THROUGH NARROW RAPIDS, A CANOE REACHES CALM WATERS
ドデカテモリー:山羊座
対向サビアン:牡羊座10度「古い象徴に対して新しい形を教える男性」

サビはんカードは吉田結妃さんの作品です。

私が感じるイメージ
※あくまでも私がこのサビアンシンボルから感じるイメージです。解釈については参考図書に挙げた本やサイトをご覧下さい。

10度は9度で、一旦完成と内省をしたところから
同じことの繰り返しではなく
レベルアップして、新しいステージへ移行する度数。
松村潔先生のディグリー占星術では
完成させたものを外へプレゼンテーションする
と書かれています。

3人の巨匠たちから、自分に合うところを
それぞれ学び取り、他者を通じて自分を知る天秤座
誰かのまねではない、自分の全体性の美学が見えてきました。
それが9の完成ではないかなと感じます。

カヌーで狭い流れを安全に通り過ぎて
落ち着いたところに到着できた。
Jonesの方は「危険な」とあります。

天秤座はたくさんの人と交流して
人間関係が豊富だからこそ
自分以外の誰かの対立や
波風が立つなどの危機もある。

でも、その激しい流れを
スマートに乗り切って、静かで安全なところにたどり着いた。

カヌーを漕ぐには
自分の重心がしっかりしていないと
ひっくり返ってしまう。
天秤座の「計る軸が大事」と
ここまでのシンボルでもずっと感じてきたが
10度で「あ、自分軸あるな、これが基準だな」
と自分の中の真ん中がわかるようになる。
自分軸を意識しながら
全体の調和のために、人間関係の
さまざまな波を乗り切れるようになった。

ドデカテモリーの山羊座は、社会全体としての保障も
意識している。
自分がどうやって人々のトラブルを乗り切ってきたのか
それが他の人にとっても役に立つものになる。
天秤座の「楽しい人間関係のつくりかた」の
プレゼンテーション。
あと、これは余談ですが
山羊座にもカヌーのシンボルあるけど
そちらは集団なのですね。
天秤座は「1人」なのが印象的。
天秤座の場合は「わたし」と「あなた」がテーマで
「わたしたち」とか「社会」ではないので
1人でカヌーに乗り、外からやってくる荒波や狭い流れなどと
関わりながら、バランスを取っていくことが
天秤座らしいのかも。

対向サビアンの、古い象徴に対して新しい形を教える男性
牡羊座の場合は自分の直感に
頭を使うこと(天秤座)も取り入れていく。
逆に、天秤座10度も、牡羊座の直感を取り入れ
危険を回避していく術を手に入れたのだろう。

天秤座10度は
自分軸を意識しながらバランスを取り
直感を使いながら
人間関係の潮流を
スマートに乗り切っていく。


参考図書(敬称略)
松村潔「愛蔵版 サビアンシンボル」
松村潔「ディグリー占星術」
松村潔「未来事典」
石塚隆一「心理占星術のためのサビアンシンボル」
すたくろ「サビアンダイアリー」
その他、サビアンシンボルを掲載しているホームページ・ブログなど
多数読ませて頂いております。

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