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2022.10.11サビアン天秤座18度の体感

10/11の太陽サビアンシンボル(日の出の瞬間が基準)
天秤座18度「逮捕された二人の男」
Two men placed under arrest.
ルディア訳も同じ
ドデカテモリー:牡羊座/牡牛座
対向サビアン:牡羊座18度「空のハンモック」

サビはんカードは吉田結妃さんの作品です。

私が感じるイメージ
※あくまでも私がこのサビアンシンボルから感じるイメージです。解釈については参考図書に挙げた本やサイトをご覧下さい。

18度は17度で自分軸を再確認し、新たな希望として
どう人とつながるか?を内省したところから
忘れていたものを思い出す度数。

「逮捕された」
犯罪なのか?ルール違反?
と単純な話ではない。

前の17度まで、天秤座は
いかに他者とバランスと調和をはかるか
を模索し、挫折し、1人になって考えていた。

忘れていたもの…それは
「自分の素直な感情」

私はこうしたい

と天秤座が感じた時
「でも、社会のルールでは…」
「他の人から見た時、美しくないのでは…」
「それは正しくないから…」
と、感情を抑えてきたのではないか。

そして、こんなの嫌だ!と
自分が避けていた、苦手な
「感情を出してみる」
をした結果、捕まってしまう。
 
ここでは、2人が捕まっているというのが
ポイントのような気がする。
自分の内的な欲求(本能や感情から来る)を
抑えて、置き去りにしていた天秤座が
正しくあろうと努力していた。
しかし、前の17度で引退した船長が見出した
無意識の中の自分の希望、願いから
行動してみたら、秩序に反して捕まってしまった。
捕まっているのは2人なので
意識と無意識
自分と他者
個人と社会
のように、二極のもの両方を含んでいることが
示唆されているように感じる。
ひとつのやり方ではなく
まったく違う反対のものと一緒にして
この状況を乗り越えていこうと
知恵を絞る感じ。

1人ならおとなしくつかまっているかもしれないけど
この2人の男たち
2人で知恵を出し合って
ここから抜け出すために
知性を高めるのかもしれない。

「捕まってしまった」
という状況すら
進化のためのチャンス。
天秤座が本当に願っている
他者と平和的に仲良くする
美しい調和に向けて
自分の精神性と二人三脚していく
知恵をここで獲得する。

ドデカテモリーは牡羊座/牡牛座。
牡牛座の要素が入ってくる。
ルールや秩序がどうであろうと
牡牛座は自分の感覚が第一。
同じ金星をルーラーに持っていても
全体のバランスを美しくしたい天秤座と
自分の感覚を大事にしたい牡牛座では
アプローチが異なる。
天秤座が全体を見た時に忘れがちな
「自分個人としての好き嫌いや、快不快という感覚」
を意識する。

対向サビアンの空のハンモック
主観と客観の間を網ですくう。
天秤座からすると
このハンモックが捕らえる網でもある
という解説に、なるほどと感じた。
活動と休息をうまく取り入れて
牡羊座の「自分は」を邪魔するものと
戦ってきたやり方に
「一休みしてリラックス」が入る。

天秤座18度は
捕まってしまったところから
今まで忘れていた本能や感情に向き合い
理性と感情の両方をうまく使うことで
状況を打破し、今までの当たり前を超える
知恵を獲得する。


参考図書(敬称略)
松村潔「愛蔵版 サビアンシンボル」
松村潔「ディグリー占星術」
松村潔「未来事典」
石塚隆一「心理占星術のためのサビアンシンボル」
すたくろ「サビアンダイアリー」
その他、サビアンシンボルを掲載しているホームページ・ブログなど
多数読ませて頂いております。

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