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2022.11.29サビアン射手座7度の体感

11/29の太陽サビアンシンボル(日の出の瞬間が基準)
射手座7度「ドアをノックするキューピッド」
Cupid knocking at the door.
ルディア訳:CUPID KNOCKS AT THE DOOR OF A HUMAN HEART.
ドデカテモリー:水瓶座
対向サビアン:双子座7度「時代遅れの井戸」

サビはんカードは吉田結妃さんの作品です。

私が感じるイメージ
※あくまでも私がこのサビアンシンボルから感じるイメージです。
解釈については参考図書に挙げた本やサイトをご覧下さい。
※射手座からは、書くテイストをちょっと変えています。
「感じる」を大事にして楽しく書いていきますね。

キューピッドがノックしているのは
心のドアだ、と感じていたら
Goisu Netのマーリさんも
「人間のハートをノックする」と書いていた。

7度は落差を感じる度数。
射手座は、自分の理想や自分が感じている真理と
社会の人々の生活や自分自身の生活に
落差があることを感じる。

それは、刺激のない安定した生活かもしれない。
チャレンジより安定、と感じているのかもしれない。
人によっては、束縛があっても楽だからいいか、
と妥協しているのかもしれない。

キューピッドは
「ホントにそれでいいですかー?
あなたが本当に情熱を傾けたいことに
矢を放ちますよ」
とノックしてくる。

愛蔵版サビアン占星術では
公明正大なものの中には新しい可能性はない
と考えると書かれていた。
「不良化する人もいる」とのこと。

そもそも、射手座やドデカテモリー水瓶座の視点では
「不良って何でしょうね」
という問いが生まれそうな気がする。
世の中のスタンダードからは外れている
ということなのだろう。
でも、それは本当に「不良」なのだろうか?

そういえば、射手座は
「一本道が大嫌い」
という話を関口先生の講座で聞いた。
いわゆるスタンダードから外れて
横道にそれて、山のフィールド全部を
冒険してみたくなる。
その中から、まだみんなが気づいていない発見を
持ち帰りたいのだ。

ディグリー占星術に
「正道と邪道・横道の落差でもあります」
と書かれているが、まさにこれだ。

キューピッドといえば、彼の持つ矢は
2種類あったそうだ。
金の矢と鉛の矢。
そして、彼の本来のお役目は
神と人々の仲を取り持つこと。

キューピッドが、心の扉をノックしているということは
「正しいこと」に抑えてきた
自分の自由な心を、刺激してきているのかなと感じた。

ジョーンズは
満たされていることを受け入れる気持ちがある
あらゆる人々を待つ幸せ
と書いている。
ルディアはロマンス
(ロマンチックな愛)への
人間の憧れと解釈している。
どちらもあると感じる。

ドデカテモリー水瓶座
自分の個性とは何か?
つい、人間は誰かと比較した時に
こんなところは隠しておこう…と思うことがある。
キューピッドは、抜け駆けしてでも
大好きな人の心を撃ち抜きたい!
と情熱を燃やす人にいたずらしちゃうのだ。
だから「ねえ、このままでいいの?」と
ハートの扉をノックしに来る。
 
対向サビアンは時代遅れの井戸
井戸は水道が発展したら不要になり
もう時代遅れかもしれない。
しかし、昔はここでみんな情報交換をし
コミュニケーションを取っていた。
井戸自体はもう使えないけど
底にある水の豊かさ、思いやりが
双子座の情報にあたたかい視点を加えていく。

Jones
「The happiness which awaits every man willing to accept its fullness. Rounding out of experience. The call to love's feast.」
Rudhyar
「A stirring-up of individual longings for romantic love. 」

皆さまは今日、何を感じましたか?
ぜひコメントやZoomでお話したいです。

参考図書(敬称略)
Marc Edmund Jones「The Sabian Symbols in Astrology」
Dane Rudhyar「Astrological Mandala」
松村潔「愛蔵版 サビアンシンボル」
松村潔「ディグリー占星術」
松村潔「未来事典」
石塚隆一「心理占星術のためのサビアンシンボル」
すたくろ「サビアンダイアリー」
その他、サビアンシンボルを掲載しているホームページ・ブログなど


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