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2022.12.20サビアン射手座29度の体感

12/20の太陽サビアンシンボル(日の出の瞬間が基準)
射手座29度「芝を刈る太った少年」
A fat boy mowing the lawn.
ルディア訳:A FAT BOY MOWING THE LAWN OF HIS HOUSE ON
AN ELEGANT SUBURBAN STREET.
ドデカテモリー:蠍座
対向サビアン:双子座29度「春の最初のモッキンバード」

サビはんカードは吉田結妃さんの作品です。

私が感じるイメージ
※あくまでも私がこのサビアンシンボルから感じるイメージです。
解釈については参考図書に挙げた本やサイトをご覧下さい。
※射手座からは、書くテイストをちょっと変えています。
「感じる」を大事にして楽しく書いていきますね。

太った少年は、豊かな生活をしている証拠で
25度の小太りの少年がさらにふくよかになったイメージ。

しかし、自由に楽しく、自分の探求を続けてきた射手座が
次の山羊座へ向かう上で
「自由なことばかりしていないで
必要な活動には参加する必要性」
を問われているとも言える。

家(エレガントな郊外の、とも書かれている)の庭の
芝刈りをしたら、確実に自分の自由時間は少なくなる。
ただ、自分の所属する共同体に貢献することができる。

ここで大事なのは、自由か仕事か?の二択ではないということ。
探求した真理でいっぱいになった射手座は
太った少年になっており、自分は豊満で自由だが
「社会」での理想をどう日常に落とし込むかを
最後にチャレンジすることになるのだ。

自由で束縛のない、どこまでも広い空のような
境界線のない広がりを精神に持ちながらも
日常生活で、その真理を生かしていかなければ
社会に理想を刻み込むことはできない。

そこで、小さなことからひとつずつ
とばかりに、家の庭の芝刈りを始めたのだ。
芝を刈るということは、不要なものをそぎ落とし
綺麗に整える。
蠍座の冥王星的なそぎ落としで
本質の部分だけを残していく。

サビはん画の男の子の表情が
とてもリラックスしていて、おおらかで
たとえ「仕事」をしていたとしても
射手座はどこか、寛容で自由なのだと感じた。
そのありのままの自分で、社会に何を差し出すのか
自分の体験からアウトプットできることを
考えていくのではないだろうか。

ドデカテモリーは蠍座
奥深くの深いところをとことん掘り下げる。
射手座は多様な文化に触れたことで
たくさんの真理を学んだと思うが
その中から、ここだけは!と思う真理を
取り出していく。

対向サビアンは春の最初のモッキンバード
モッキンバードを百舌鳥と訳していることがあるが
大元は「マネシツグミ」のことだそうだ。
双子座は次の蟹座を目指す時に
自分の知識や情報だけでなく
蟹座の「模倣」を取り入れていく。
マネシツグミも百舌鳥も、真似が得意。
(百舌鳥の場合はオスの百舌鳥だそうだが)
多くの人に響く声で歌えるようになるのだ。

Jones
「Mastery of formative intelligence over substance. Sure characterization
and understanding. Permanent self-expression.」
Rudhyar
「The ability to project one's vision upon and to give form to materials. 」

皆さまは今日、何を感じましたか?
ぜひコメントやZoomでお話したいです。


参考図書(敬称略)
Marc Edmund Jones「The Sabian Symbols in Astrology」
Dane Rudhyar「Astrological Mandala」
松村潔「愛蔵版 サビアンシンボル」
松村潔「ディグリー占星術」
松村潔「未来事典」
石塚隆一「心理占星術のためのサビアンシンボル」
すたくろ「サビアンダイアリー」
その他、サビアンシンボルを掲載しているホームページ・ブログなど

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