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2022.11.30サビアン射手座8度の体感

11/30の太陽サビアンシンボル(日の出の瞬間が基準)
射手座8度「岩やその内部で形成されているもの」
Rocks and things forming therein.
ルディア訳:WITHIN THE DEPTHS OF THE EARTH NEW ELEMENTS ARE BEING FORMED.
ドデカテモリー:魚座
対向サビアン:双子座8度「産業労働者のストライキ」

サビはんカードは吉田結妃さんの作品です。

私が感じるイメージ
※あくまでも私がこのサビアンシンボルから感じるイメージです。
解釈については参考図書に挙げた本やサイトをご覧下さい。
※射手座からは、書くテイストをちょっと変えています。
「感じる」を大事にして楽しく書いていきますね。

岩やその内部で形成されているもの
といえば、鉱石。
結妃さんのサビはん画も
水晶のような結晶が、
圧力の中でできていくような絵に感じる。

いわば、地球内部からのギフトが
鉱石だと言えるのではないか。
 
ジョーンズが
経験からの目的と意志の結晶化
と書いている。
射手座が7度までの間に
人と競うことで自分を高めたり
戦略を練ったりして
体験してきた叡智を
結晶化させようとしている。
溶岩や地球のマントルだから
とても熱い場所。
この「熱」は射手座の火なのだろう。
熱くなければ生み出せないのが
鉱石の結晶なのだ。

ルディアは
人間の内なる生命の本質そのものを浄化し、
変容させる錬金術の火。
と書いている。

ボイジャータロットで14Artは錬金術。
このカードは射手座のカード。

射手座は自分の経験を大釜に入れて
自分の探求の熱で新しいものに変容させようとする。
それが「結晶」なのではないか。

射手座の場合、直観がピンときたら
衝動的に身体が動いていることがある。
その時、思考は挟まれる余地がない。
何のために動くか?を考える前に飛び出すので
一見、うまくいっていないように見えても
自我の変容に向かっていっている。

ドデカテモリー水瓶座/魚座
射手座が自我を形成していくにあたり
水瓶座の叡智を結晶化させ
魚座の無意識領域に働きかける。
人間は、無意識が変われば
自我も変容するようになっている。
無意識のことなので、表面には出てこないが
多大な影響を与えている。

対向サビアンは「産業労働者のストライキ」
双子座はここで、雇う側と雇われる側という
対立する両者で対峙する。
人とのコミュニケーションは平和的なものだけではない。
射手座8度の熱さで形成した鉱石のように
硬い意志で「これだけは譲れません」と
相手と話し合う。
しかし、その時に感情的にならず
知性を使って、自分の意志を堂々と伝える
コミュニケーションの力を発揮する。

Jones
「Deep within the depths of the earth, new elements are being formed.Irresistible determination to be. Infinite capacity for hard work. Crystallization of purpose and will out of experience.」
Rudhyar
「The alchemical fire which both purifies and
transforms the very substance of man's inner life.」

皆さまは今日、何を感じましたか?
ぜひコメントやZoomでお話したいです。

参考図書(敬称略)
Marc Edmund Jones「The Sabian Symbols in Astrology」
Dane Rudhyar「Astrological Mandala」
松村潔「愛蔵版 サビアンシンボル」
松村潔「ディグリー占星術」
松村潔「未来事典」
石塚隆一「心理占星術のためのサビアンシンボル」
すたくろ「サビアンダイアリー」
その他、サビアンシンボルを掲載しているホームページ・ブログなど


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