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2022.10.9サビアン天秤座16度の体感

10/9の太陽サビアンシンボル(日の出の瞬間が基準)
天秤座16度「流されてしまった船着き場」
A boat landing washed away.
ルディア訳:AFTER A STORM A BOAT LANDING STANDS IN NEED OF RECONSTRUCTION.
ドデカテモリー:牡羊座
対向サビアン:牡羊座16度「日の入りにダンスをしているブラウニー」

サビはんカードは吉田結妃さんの作品です。

私が感じるイメージ
※あくまでも私がこのサビアンシンボルから感じるイメージです。解釈については参考図書に挙げた本やサイトをご覧下さい。

16度は一旦15度で極まった天秤座の質を
対向サインが正面から問いかけてくることで
「これでいい」と思っていたことが崩れる。
方向転換をせざるを得ない状況に陥る。
 
調和とバランスをはかり
相手に不快な思いをさせないように
美しく、正しく。
美学を持って全体を整えてきた天秤座。

しかし、ここでは
船着き場が流されてしまうという災難に見舞われる。
 
毎日、毎日
人と会って話してきた。
とても楽しかったし
それぞれの人との調和をはかってきた。
たくさんの人と
理解し合えるようになり
関われて幸せ。

…のはずなのに
急に、不安が押し寄せる。

仲良くするためのルールも作った。
衝突しないために気を配った。

じゃあ、いつ私は
気を遣わず
ありのままの自分でいられるのだろう?

いやいや。
そんな、本能丸出しなんて
みっともなくて美しくない。

1度で「人の目から見た自分」からスタートした
天秤座は、15度で美しい調和
相手目線から見た完璧な「自分像」を手に入れた。

しかし、ここで不安が的中。
天秤座が出会ったのは
自分が禁じている
「本能丸出しの人」

自分がこれ!と思ったら
次の瞬間には動いているような
周りのことなど一切考えない人。

この人とどうやってバランスを取ればいい?

天秤座が一生懸命、頭を働かせても
相手はどこ吹く風。
「私は私のやりたいようにやる」
自分は自分、という人に
振り回されてしまって
いつの間にか、無意識の海に呑み込まれそう。

これまで培ってきた
対人スキルが役立たなくなる。
それは、天秤座自身が
「相手から見た自分」
にフォーカスしてきたから。
とても上手くバランスを取ってきたつもりだったけど
実は「じゃあ、私は本当にそれでよかったの?」
と自分に尋ねた時に、無理をしていたことも
たくさんあったのだ。

ドデカテモリーは牡羊座。
対向サビアンも含め
牡羊座の本能、純粋さ、素直さが
天秤座に流れ込んでくる。
相手から見た自分ではなく
「自分」
としてまっすぐ存在する
「私は」
という主語の世界。
天秤座が、分かっていたようで
置き去りにしがちだったところ。

対向サビアンの、日の入りにダンスをしているブラウニー
ブラウニーは働き者の妖精
家の人を助けてくれるが
たまにいたずらもする
無邪気な存在
まさに牡羊座っぽいが
思いついたら考える前に行動
のような衝動性は少し落ち着いて
日の入りにゆったりリラックスしてダンスを踊っている。
日没時ということは1日の終わり。
もう十分動いたから
ちょっとお休み、という感覚。

天秤座15度は
今までいっぱい調和とバランスをはかってきたから
一度、カオスの海に呑み込まれて
自分の頭ではかって生み出した
「相手との調和」
をリセットする。


参考図書(敬称略)
松村潔「愛蔵版 サビアンシンボル」
松村潔「ディグリー占星術」
松村潔「未来事典」
石塚隆一「心理占星術のためのサビアンシンボル」
すたくろ「サビアンダイアリー」
その他、サビアンシンボルを掲載しているホームページ・ブログなど
多数読ませて頂いております。

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