【CYNHN】結成5周年記念&新メンバーお披露目『CYNHN 5th Anniversary EVENT-Blue Encount- 』at 代官山UNIT 感想

CYNHN 5th Anniversary EVENT-Blue Encount-

2022年6月19日
代官山UNIT


トーク内容
・CYNHN結成5周年の振り返り
・新メンバー 広瀬みのりさんとの質問コーナー

セットリスト
1. キリグニア (新曲、初披露)
 MC  キリグニアについて
2. アンサンぶる
3. イナフイナス
 MC  シングル発売、東名阪ツアーの発表
4. 氷菓
5. はりぼて
6. 水生

ライブレポート(音楽ナタリー)


感想
とても幸せで満足した気持ちになったライブでした!

この1ヶ月半ほど前にあったZeppDiverCityワンマンは本当に本当に素晴らしかったです。
しかし今回の新体制お披露目は「さらにパワーアップ」という言葉以外に思いつかなかったです。今後が楽しみで仕方ありません。


月雲ねるさん監修の黒っぽくて涼しげな衣装を纏ったCYNHNはクールな感じなのに、パワフルに歌って踊る姿はとにかくカッコよかったです。
曲によってはマイク通さず地声で聞こえてきたような気迫すら感じました。


トーク中は特に綾瀬志希さんが広瀬みのりさんの回答に興味津々だったのが、新メンバーの後輩に、というよりクラスに来た転校生に接するように見え、微笑ましかったですね。

"もう一緒に練習しているから馴染んでいる"と言いながら、今のオフステージの雰囲気を垣間見たようにも思います。
ライブパートでも「水生」の最後の振り付けで後ろを向いた綾瀬さんが、後ろにいる広瀬さんを笑わせてたりなど、そういう姿も良いですね。


以下は、まとまらない感想になります。

新曲「キリグニア」
聞けば聞くほどカッコ良い曲です。曲に振り付けにと、この曲の良いところを挙げればキリがないですね。


この曲には"5人の個性のぶつかり合い"を感じています。それは1番最後のサビで荒々しく歌うソロパートに、各人の声や歌い方などの持ち味が特濃で詰められているからこの印象になっていると思います。

このサビでは、青柳透さん→百瀬怜さん→広瀬みのりさん→綾瀬志希さん→月雲ねるさん→再度広瀬さんのソロパートで、"この曲の主役は私だ!"とバチバチで主張し合ってテンションが高まっていく様子に聞こえて、とてもとても良いです。
音源でもこの感じなのでしょうか。それともこのライブが特別だったのか、とても気になるところです。



そしてこの曲は、ねるさんの存在感が凄いと思っています。

歌い出しの少し乾いた声、ブレイクでの囁くようなウィスパーボイス、サビでは掠れて凄みがあるのに甘い声、間奏での百瀬怜さん→ねるさんとリレーするダンス、綾瀬さんとの掛け合い、そして百瀬さんとのハモリ。

衣装制作もそうですし、どれだけ魅力や引き出しがあるのでしょうか。黒髪もすごく似合っていると思いますので、明るくするのはもう少し先延ばしして頂きたいと願うばかりです。


配信のアーカイブがあって何回も見れて本当に良かったです。広瀬さんの初めて見るステージ姿、曲展開の複雑さ、2人の掛け合い、アウトロのダンス部分など、溢れる新規情報で、初見では圧倒されてしまいました。

「キリグニア」はタガログ語kiligと英語nearの造語のようですが、"ニア" は意味通りに蝶が舞うくらいに素敵なことが起こるのが"近い"ということなのか。曲調やフレーズで聞こえる歌詞からは逆の感じを受けます。


結成5周年記念ライブで聞く「はりぼて」
広瀬さんと5人で歌う「はりぼて」は新しい魅力も増えていてとても素敵で、改めて良い曲であることを確認できました。
そして随所に笑顔が見られて、見ているこっちも幸せな気分になりました。

配信を見返していて思ったのですが、この曲をこんなに笑顔で歌っていたっけ?と思ってグッときました。
昔を知らないだけかもしれませんが、私のイメージでは「はりぼて」の時に涙や感極まる場面がよくあると思っています。


2021年4月に行われた『Blue Spring』アンコールでの青柳透さんの美しい涙や、Zepp振り返り配信では綾瀬さんが"1曲目から泣きそうだった"と振り返っていた覚えがあります。
数ある楽曲のなかでも大切にされている曲なのは間違いないですし、持ち曲が多くなった現在では必然的に特別な場面で披露されます。

過去のインタビューで、百瀬さんが"歌詞を見た時に「これは私のことだ」と語っていました。
その曲を結成5周年記念ライブで、特にその百瀬さんがニコニコととても良い笑顔を見せながら歌っている。そんな幸せな5周年を迎えられたのを見せられたらもう。。。


この自信と希望に満ち溢れてキラキラしていたライブパフォーマンスを見終わって、明日から仕事頑張ろうと思いましたし、新しいことに挑戦したくなる気持ちにもなりました。

「はりぼて」とは中身がないという意味です。
4年前のインタビューはもはや遠い昔のことで、結成5周年ライブで聞く「はりぼて」は、人の心を動かして背中を押す曲なのだと強く実感しました。


そういえば昨日6/24に届いたZepp DiverCityワンマンのBlu-rayの「はりぼて」を見ましたが、こちらもみなさん良い笑顔でした!これはBlu-rayで見ても最高のやつですね。


「はりぼて」 間奏でのジャンプのタイミングがわからない!
前述のように、改めて素晴らしい曲だと何回も繰り返して配信を見ました。
何回見ても「はりぼて」の間奏で入る青柳透さんの煽り、"一緒に跳んでください!"でジャンプするタイミングが難しすぎます。音ゲーだったらexcellentを取れる自信がありません。

この間奏では、ドラムの具合とギターの "ジャッジャッ" によってリズムを取ることがとにかく難しいです。
さらにはメンバーによっては"小ジャンプ"を入れ込むフェイントを織り交ぜることで、こちらを惑わせてきます。


何回も聞いた結果、2回ジャンプするタイミングがあるように思います。
"せーの"の直後と、その4小節後。

もし配信などでお時間があれば、ジャンプするタイミングの正解を教えて欲しいものです。ふぁんずでジャンプが揃ったら、フェスなどで楽しそうに思います!
アンサンぶるの2番サビの振り付けも需要ありますので、是非是非ご一考いただきたいところです。


また今回のライブでは「アンサンぶる」で透さんの煽りバリエーションが増えて、"一緒に踊れるか〜?"と踊れない人たちへのご配慮が入るなどもありました。これからも、煽りからは目が離せないですね。


CYNHNらしさ、、、?
トークパートでは、広瀬さんから4人のメンバーへ"CYNHNらしさとは?大切にしていることは?"という質問がありました。

今回のトークやライブMCでは、歌以外の面での"CYNHNらしさ"が凄かったです。


綾瀬さん
 "ゴロゴロしている"    ※広瀬さんを見る
綾・広  "そこのあなた〜"
青柳さん "ねぇ、みんなで一緒にやろうよ"
全員   "ゴロゴロしているそこのあなた〜"
百瀬さん "CYNHNはこういうことやらされるんだよ"
青柳さん "これもCYNHNらしさだよ"

自由な綾瀬さん&透さんと、振り回されて困惑しながらも付き合い、結局楽しそうな百瀬さんとねるさん。
広瀬さんはどう考えても振り回される側だと思いますが、今後どう落ち着くのかが楽しみです。



透さんと言えば本当に自由な感じでした。

・東名阪ツアーの告知中、"大阪 十三GABU"の時にねるさんの肩を、手でガブっとする
・ライブ曲間のMCで、ステージに浮遊する猫の毛?を掴まえる

その他、物理的な振り返りや靴を見せる時のY字バランスもありましたし、トーク中でのエピソードでは広瀬さんのほっぺたを触ったり腕を掴んだり、楽屋で話していた内輪ネタをステージ上でぶっこむこともありました。


上手側から見ていましたが代官山UNITはステージが近く、いろいろなしぐさ見ることができました。そして気づいたことがあり、透さんは自由なだけではありませんでした。
トークやMC中では周りを見まわしての気配りや、タイミングをはかっている様子もよく見えました。このような姿を見ていると、透さんは裏回し的な役割もしているのだろうなと思いました。


CYNHNらしさ
百瀬さんが広瀬さんからの質問に答えていた"CYNHNらしさ"というのが良いなと思いました。
何も特別なことは言っていないのですが、CYNHNの皆さんの姿を見ていて納得する言葉でした。

CYNHNとして一緒に居続けるとCYNHNになっていく
CYNHNがCYNHNとして過ごすことがCYNHNらしさにつながる


5人でのライブは今回の時点でも、心奪われるほど良いものでした。
そしてこれからさらに、"新しいCYNHNらしさ" が出来上がっていくと考えると、この先はワクワクするような未来しか想像できません。


改めて5周年おめでとうございます。
こんな素敵なグループと出会えて良かったです


#CYNHN  #cyn_blueen #セットリスト

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