秋の夜道にキャンディー
(423文字)
中学生の頃、キャンディー良く舐めてた。
包み紙が可愛くて、香りも残ってて、
しばらく手の平に乗せて見つめてた。
いちごみるく飴
ミルキー
梅干し飴
チュッパチャップスと棒つきのキャンディーがある。
飴のところだけ、可愛く包んで。
チュッパチャップスはごちそうだった
皆でふざけたり、笑ったりケンカしながら帰ったね。
甘いキャンディーの香りは、まだ無邪気だった自分に思い馳せる。
キャンディー舐めながら、皆の顔眺めながら
帰ったら、夜道も何も怖くなかった。
夜がふけると歌いながらだったね。
涼しい風がキャンディー含んだほっぺを優しくつついて。
皆のはしゃぐ声と、スズムシの鳴く声、甘い香りと酸っぱさで、月が笑ってる。
Every Breath You Take - Music Travel
Love(The PoliceCover)
※出典 Music Travel Love 公式サイト
甘い香りと友達と秋夜道を帰ろ
FIN
サブリナ