競走馬リトレーニング×相馬野馬追=最強説
相馬野馬追では馬を自分で飼っている騎馬武者とレンタルする騎馬武者がいるのですが、レンタルしたことのある乗馬クラブや牧場からこんなことを言われることがあります。
「相馬野馬追に馬を貸すと、扶助(馬への合図のルール)や、馬がメンタル的におかしくなるから貸さない」
確かに、一理あるんです😓が‼️
先に言っておきますが、相馬野馬追の騎馬武者さんたちは普段から乗馬や競馬の練習をして馬のことをわかっている人たちばかりで、決して馬をいじめているわけではありません‼️
ただ、相馬野馬追という特殊な環境(街中で行われる、沢山の観客がいる、普段と違う馬装である、沢山の馬がいるetc…)では、普段の乗馬クラブや牧場と違いすぎて焦ってしまう馬も多いんですね。
一般的な乗馬はブリティッシュかウエスタン。どちらも西洋の乗り方ですね。
しかし相馬野馬追は甲冑武者が和鞍で乗る。負担重量もグッと重くなります。和鞍は木で出来ている為、乗り手の体重移動や合図も普段と全然違います。
馬からすると、よく知らない場所に来て、人も他の馬も普段と違う格好だし、どうなっちゃうのー!?って感じ🐴💦
もちろん、本番の少し前からレンタルして慣らしたりもしますが、やはり当日の空気感に当てられちゃったりもするわけで。
特にこういった傾向が出やすいのは乗馬クラブの馬場から出たことのない練習馬や馬場馬です。普段囲いの中で運動してるのに、突然囲いのない場所で過ごさなきゃいけないとソワソワしちゃうのは想像しやすいと思います。
障害競技の子は見慣れない障害にも向かっていって飛ぶ度胸があるので結構イケる。
クロスカントリー競技に出る子や外乗の子も普段から外に行くので慣れている。
乗馬クラブの馬全てがダメなわけではなく、普段の過ごし方(クロスカントリー>障害>馬場)によります。
例年馬を多く貸し出している大きい乗馬クラブさんを2つ知っているのですが、どちらもクロスカントリーや総合馬術をやっている所でした😉
その馬の適正や普段の過ごし方によるのであって相馬野馬追が悪いわけではなく(もちろん心身疲弊してしまったお馬さんも悪くなく)不幸なミスマッチが重なってそういう意見の方もいらっしゃるということです。
そこで本題なのですが
色々仕込んでから相馬野馬追に使うから大変なのであって、仕込む前に相馬野馬追に出ればむしろ何事にも動じないスーパーホースが出来るのでは!?✨
ってことです‼️
サラブレッドの再調教には「鈍化」が大事です。
飛んでくるビニール袋、突如開かれる傘、トラックの音…それらを良い意味で無視できる、大人しくしていられることは乗馬になる為にとても大事。良い意味で鈍くさせる。
これが相馬野馬追で大人しく過ごせれば乗馬クラブで怖いものなしですわ😙
だって街中で沢山の人に囲まれるし…他馬もいっぱいいるし…人間は普段と違うガチャガチャ音の鳴る重い物を身に付けてるし…でもそんなのへっちゃらになれれば、その後乗馬クラブに行っても障害や馬場をやるのに悪いことはありません。(扶助などは少し教えなおす必要がありますが)
つまり!!相馬野馬追に出てから乗馬クラブに行くという、リトレーニングは南相馬がいいんじゃないでしょうか!!ってことです🐴
物見をしない馬になる、これ乗馬クラブで超大事…
と、言うのは簡単ですからね
エクちゃんで実証していきますよ😜
6月からエクちゃんは千葉県の乗馬クラブで過ごし、来年3月ごろ再び福島へ行く予定です🚚
来年までは競馬に出せるかエクちゃんの脚と相談しながらの運動になりますが、それ以降は馬術競技にも出られるようにしていきたいと思います。
相馬野馬追と馬術競技が並行出来れば、もっと相馬野馬追に馬を貸してくれる施設が増えるし、引退競走馬の活躍場所も増える✨それを目指して頑張っていきます‼️
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