見出し画像

美人と付き合うという事

どうも。恋に焦がれ恋に泣くはんじゃがです。

今回は美人と付き合うとどんなメリットがあるかどんな気持ちになるかを語ります。別に自慢話では無いのだがメシマズと思うなら帰ってくれ。

大学生の時に美人と付き合った事がある。100人に聞いたら90人は美人て答えるレベルだったと思う。

一口に美人といっても色んなタイプがいるが、あれだ、夏にディズニーランド行くとやたらスタイルいい茶髪のヘソ出し生足マーメイドいるよね。あんな感じ。派手目の美人。

僕はその子と付き合うまで一度でいいから美人の彼女が欲しいと思っていた。まあ大体の男はそう思っているとは思うが常人の3倍はそう思っていた。美人と付き合えたらそれだけで日々の生活が幸せに満ち溢れる。そう信じて疑わなかった。

だけど実際は全然そんな事無かったんだよね。

確かに最初の一週間は文句無しにハッピーだった。同級生だったから友人達への優越感的な物も味わえた。

でもよく言われる事だがどんな美人でも慣れてきてしまう。今思えば当たり前の事なんだけどその辺があんまり分かって無かったんだと思う。当時は女流の自撮りを信じちゃう位ピュアだった。付き合った後も幸せではあったんだけどあまりにも「美人と付き合う事での幸福感上昇」のハードルを上げすぎていた。

慣れ問題の次に来たのは感覚の違い。何と言うか生きるテンションが違い過ぎた。

一回彼女と彼女友達カップル×2の6人で宅飲みした事があった(僕は4人と初対面)。その時にあるゲームをした。黒髭危機一髪とかジェンガをやって負けたら一気飲みするというものだ。盛り上がる彼等を見て僕は思った「これ何が楽しいんだ?」と。

負けたら金を払うとかならまあ分かるけど負けて→飲んで→「うーい!アハハ。」は?全く分からんかった。これなら普通に話しながら飲んだ方が100倍マシ。

浮かれた男女大学生6人黒髭危機一髪…何も起こらぬ筈も無く…みたいな展開も全く無かった。まあ全員彼氏彼女同士だったし当然。そこまで現実は甘くない。

というか当たり前の様に一人暮らしのアパートにパーティーゲームがあるのも驚いた。当時僕の部屋にはゲーム機と片山福本漫画しか無かった。

この件があるまで正直自分が陽なのか陰なのかってそこまで意識しておらず、まあ中間位なのかなと思っていた。でも彼等みたいな本物の陽と比べたら圧倒的に陰だった。全日本麻雀教会代表土井泰昭だった。ドイーンだった。

一応フォローしとくと元カノは陽キャではあったがいい子だった。二人でいる時とかは寧ろ僕に合わせてくれるタイプだったと思う。

あとは正直彼女と遊ぶよりもフリーに行く方が楽しかった。女性はそういうとこ敏感だよね。すぐバレた気がする。

美人と付き合って学んだ一番大きな事は「美人と付き合えてもこんなもんなんだなという事を体験出来た」だ。

この経験からその後の人生で女性関係で痛い目を見る可能性が下がったと思う。

まあこれは恋愛に限った話では無くて、何でも妄想してる内が一番楽しいのかもしれない。

勿論今でもかじりさの追っかけに行く位美人は好きだが過度の幻想みたいなのは抱かなくなった。かじりさ写真集は買ってないんだけど元カノと付き合って無かったら買ってたかもしれない。

まあそんなこんなで半年位付き合って別れた。残当。

んで…はいこの話これで終わり

⊂( ・ω・)⊃(あの顔文字の出し方分からん)なんだけど一応続きがある。

これ書くと一気に嘘松ぽくなっちゃうんだけど事実だからしょうがないので書く。

別れてからは二人で会う事も無かったが大学卒業して社会人二年目を迎えた頃、彼女から会わないか?と連絡があった。

待ち合わせの喫茶店で珈琲を飲む彼女は多少落ち着いた雰囲気になってはいたが四年前と変わらず美人だった。

結論から言うとこの日、僕は彼女からジュースを二瓶買った。1L2500円の高級品だが、兎に角健康にいい(何にいいかは分からない)し、その上友達に売れば大きなキャッシュバックもあるという素晴らしい商品の様だった。

5000円は高いが彼女との思い出と感謝の気持ちを考えれば全く大した出費では無かった。

あと会うまではOne Nightカーニバルも正直期待していたのだが全く無かった。正確に言えばあったのかもしれないが2本が100本になるリスクを考えると手が出なかった。

帰宅し飲んだジュースは苦かった。いや青春のほろ苦さ的な比喩表現では無く本当に苦くて飲めたもんじゃ無かった。一口飲んで残りは流し台に流した。

終わり!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?