玉川大学で学芸員資格を取ることに

2008年に美術の大学院を出てから、はや16年がたちます中年男子です。
色々あって、4月から大学3年生になりました。
玉川大学の通信教育課程というところで学芸員資格を取ろうと思い立ちまして、ついでに学習したこともまとめちゃおうかなと思いました。
いやー博物館、美術館、アートイベント、映画館……学割が効くんすよ。
やばいよね。
大学の学習記録となると情報密度が高くなるわけで、まあ、それなりに記録としては面白くなるんじゃないかなと思ったりして。一応、方針としては、後で読んだ人が、学芸員資格を取ろうと思った時に、こういうことをやるのかと思えるような、道具的な内容になればいいなと思ってます。
それでは、いってみましょう〜。


入学の動機


まず入る前に、400字くらいで入学の動機を書かなければなりませんでした。
さてどうしよう。
5つ上の兄が大学院で研究をし始めたことや、私自身が大学で講師業をしていて、学生から刺激を受けたなど、きっかけもいくつかはありました。しかし、きっかけとはもっと別のところに動機がある気がしました。

大学で講師業をしていると、4年間は学生たちと学んだり教えあったりということができるのですが、卒業生を何度も送り出すうちに、卒業後に、パタリとそういった関係がなくなる。それは当たり前だけど、何だか、妙に不思議なことのようにも思えたのです。就職しろ〜と呪いをかけつつ、卒業した途端に学ぶことをやめるような場所に大学がなってはいけないような気がしたというか。それならば、こっちも18〜22歳の期間だけではなく、外にも教えに行っていつでも学べる場所を作ればいい。生涯学習に興味がある。そんなことを書きました。

のちのちテキスト(教科書のこと)を読み始めると、学芸員や司書という人たちが、社会教育士という、あながち間違いではないミッションを持った人だということがわかってくるのですが、この段階では知る由もありませんでした。勉強していないのですから。
こうした、根拠のない直感のことを、人は動機と呼ぶのでしょう。

さて、こうした学芸員や司書が、何をやっているのかすらよくわかってない40代学生が、社会教育や生涯教育、博物館という大きな謎に立ち向かっていく物語の、火蓋が切って落とされるのであります。

やること整理するぞ


大学というところはいくつになってはいっても何かを知るためには、とてもコスパタイパがいいと思います。テキストあるしサイコーだね。
まず、学芸員の資格取得に必要な授業について整理することから始めました。8つの自習授業があって、どれから始めてもいいらしいのですが、言われたままのおすすめ順で行くことにしました。
シラバスやテキストをざっと見て、番号をつけてレポートのフォルダ管理をしておくと良さそうです。

  1. 生涯学習概論

  2. 博物館概論

  3. 博物館資料論

  4. 博物館教育論

  5. 博物館経営論

  6. 博物館展示論

  7. 博物館資料保存論

  8. 博物館情報・メディア論

私の場合は、こんな感じで、フォルダを作って上から順番にローテーションをかけて、飽きたら次のテキスト、というようにしながら、なんとなく上から波状的にインプットしていって、レポートを仕上げていくようにする作戦にしました。ちなみに全て2単位なのですが、一つの授業につき、2000~2400字のレポートを1分冊、2分冊と分けて提出することになるようなので、16単位を取るために、最低で36000字の文章を書く必要があります。ちなみにここまで読んでいただいた文で1562文字です。

ここまで整理ができたら、フォルダの中にテンプレートをダウンロードして初めに、「TTXXXX_授業名_1分冊_0000000_氏名.docx」のようなワードファイルを2個ずつ作ってしまうことにしました。16個の空のレポートを作ってタイトルをつけてしまえば、あとは、中身をしっかり書いて、提出すればいいだけになるので、終わりの想像がつきます。(直接提出というのもあるので注意しないとですが原稿はワードファイルで保存しておくのが吉だろうと判断)
ついでに言うと、取るべき単位はあと3単位あります。博物館実習というスクーリング含めたラスボスみたいなやつです。全ての授業を取ってからが基本らしいので、まずはレポートによる16単位を取り切ってからが良いようです。

履修登録を忘れるな!

必修だけだし、自動登録やろ、と勘違いして、テキストそのうちくるよな〜。とのほほんとしていたんですが、履修登録しないとテキストも送られてこない、ということで、あわてて履修登録をする事に……(最初の書類に書いてあった)。登録期間は6月まであるので、あわてなくても時間はたっぷりありますが、テキストが送られてこないのと、レポートの提出ができません。特にメリットがないので、4月初旬には履修登録を必ず済ませるのがオススメです!

今後の投稿予定

学生の本分は勉強なので、noteを無限に書いていては単位がもらえません。レポートを直接載せることはしませんが、キリがいいので分冊ごとに考えたことや学習例をまとめていこうかなと思います。なので、16回+博物館実習+まとめで18回くらいの連載読み物で完結するといいのかなと思ってます。
あと、月に2回くらい美術館、博物館、動植物園に行くといい、4回はレポートすべしということだったので、22回くらいになるかもしれないです。
乞うご期待!

おわり


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