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「ギャングエイジ」
発達過程において、小学校3〜4年生の時期をこう呼ぶ。子供たちだけの世界で群れて遊ぶ時期なのだ。
そこには、大人の監視から少し離れて
子供たちだけの世界で全力で生きる日常がある。
古き良き昭和の時代のギャングエイジ。
サザエさんやちびまる子ちゃん、ドラえもんがまさにそう。
集団で毎日毎日心ゆくまで遊ぶ日々。
ケンカして泣いたり笑ったり、
悪いことをしてしまった罪悪感を持ったり、
嫌なことをされて嫌な気持ちになったり。
家族が喜ぶことをしてあげたり、
怒らせてしまったり。
その毎日は、生きるための活力になる学びに満ちていた。
人間の奥の奥の根っこの部分。
人としての在り方を形成する
とても大切なかけかえのない時間なのだ。
それは、きっといつの時代も密でなければならないのだ。
人と人との距離を保ち、
ソーシャルディスタンスを守りながら
ギャングエイジは生きられない。

世の中がかわり、
大人の都合で
色んな制限がある中を、
たくましく、したたかにおもしろく、
生きる令和のギャングエイジの日常を。
くすっと笑える毎日を。
全力で遊べばいいんだ、と
子供たちに共感してほしい。
さぁ、群れろ!
令和のギャングエイジ!

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