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備忘録的な紐付け知識学 ~三日坊主頑張る編~ しょの78

 さすがに4回続けてシャンチーのこと書いて飽きてきたので、今回が最終回です。

 士(仕)
師と象の間の駒です。日本の将棋なら 金銀 でしょうか。でも斜めに一歩しか動けません。しかも宮殿内でしか動けません。常に主に振り回される。「薬屋のひとりごと」の高順みたいな駒です。

 砲
スナイパーみたいな駒です。
動きは 車 と同じ縦横自在に動けて、川を越える事も出来ます。
但し、相手の駒を取る時は、敵の駒でも味方の駒でも良いので間に一つ挟んで、その向こう側の駒しか取れません。縦横の動きだけで駒を取ることは出来ません。必ず間に駒を一つ挟んで向こう側の駒を取ります。
シャンチーならではの駒と言えます。

 師(将)
王様です。この駒を取られたら負け。
赤字軍は(師)の駒、黒字軍は(将)の駒を使います。
動きは、上下左右に一歩だけ動けます。
但し、師(将)も宮殿から出られません。宮殿の中の九個の交差点にしか移動できません。
また、敵の王様と直接向かい合う事も出来ません。日本将棋の(2歩)と同じです。(間になにかしらの駒があって直接向かい合っていなければ移動できます)

コマの動きはこんな感じです。

 もし「薬屋のひとりごと」でシャンチーを指す場面が出たら、盤面を見てください。士(仕)が外側にあったり、師と将が直接向かい合ってたり、象(相)が中央の川の向こう側・敵陣に置いてあったり、駒が交差する線上ではなく升目の中にあったら、独りでほくそ笑んでください。

そんな無理しなくて良いですよ。