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愛部屋備忘録

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行った愛部屋、自部屋等についてキャラ設定や創作を深める倉庫。随時更新。

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■記録1■

2023/3/31 21:40
部屋:愛部屋(処刑場屋敷)
使用キャラ:JSP1エリック

※屋敷の設定等は家主様のnote参照


エリックという人物について


名前と罪状


☆経歴
ある【一族】に産まれた男にてその一族の後継者。
彼の家は古くより【処刑人】の一族(家主の一族とは別)であった。が、それを呼ぶのは彼等の家の人間と一部の事情を知る者達であり、他の人から見れば唯の連続殺人犯である。

エリックの父はエリックに処刑人とは如何なるものか、どうして人を殺すのかを教えた。
が、幼少期のエリックは理解出来ず、また当時妹がそれに理解を示さなかった事から、彼は法学を学問として専攻した。法という物の魅力に触れ、虜になる。しかし同時に、融通の効かない法に呆れもした。

大事な女性を傷つけた法。
父を裁かず守った法。

それらを憎み、愛し、理解する。
それがエリックの選んだ道。

彼は法学の学舎を去り、家を継いだ。
…後継者となるべくしていた弟を処刑して。


当家処刑人の最初の処刑は、同胞(はらから)でなくてはならない。


これが、エリックの一族のルール。
兄弟を最も憎しみ、最も愛し、最も理解した。
故に彼は、他人への理解の術を学んだ。

☆思想
エリックの処刑人としての思想の根幹には

【処刑人とは究極の私刑執行者である】
【そして手を下すのは己の意志と手でなくてはならない】

のふたつがあります。
処刑人は決して正義などではなく、それを司る法ではありません。正義を執行するための剣でもありません。法の力の外からの断罪者、それが処刑人です。
己の意志によって誰かの罪を認め、己の基準によって己の手で罰を、痛みを与える。己の手でなくては意味が無いのです、何故かって?法は人に作られた。故にそれは人の声であり、社会をよりよくしようとあり続ける人間の象徴でもあります。ならばその法によって振り下ろされる剣になってはならない。法の操り人形になってはならない。
最後に剣を振り下ろすのは、それを決めるのは、常に己でなくてはならない。

ただし、罪を認めるためには相手を理解せねばならない、というのがエリックの父の教えでした。
故にエリックは言葉を紡ぐようになりました。学生時代のエリックは本当に寡黙な男だったので、それと比べれば言葉遣いは乱暴ではあるものの、自分の思考を他人に開示する様になっています。

相手と話、本音を聞き、理解する。理解し尽くす事でそれを愛し、憎み、大きな感情を育てる。そしてそのままに…相手が罪人であるかを決める。
罪人であるならば、己の手で処刑する。
普通の人には抱えきれないほどの憎悪と愛を持ち続けるルーツは、一族のルール、同胞殺しにあります。そしてその強大な感情のままにエリックは処刑人としての自分を守り続けている、という設定でした。

RPについて

主に会話を続けさせて頂いていた方々についての纏め。

〇メアリー(処刑人一族)+エリック(処刑人)

元々エリックを作るきっかけになったのがこの屋敷の家主たる処刑人一族です。
家主たる処刑人に対抗するもうひとつの、別の信念を持ち対立する【処刑人一族】が居たら?と考えると、罪を裁く存在とは、という議論が出来そうでワクワクして作りました。
エリックにとってメアリーは名前上は同業者ですが、その本質は全く異なります。

メアリーは国の定めた罪人を国の法律に従って殺します。
エリックは己の定めた罪人を己の意志に従って殺すのです。

エリックにとっては後者こそが真の【処刑人】であるが故にメアリーを否定しました。
そうすることで、処刑人としての自分を維持している。やっている事は自分のエゴを貫き通すだけの勝手なことです。
愛、と呼ぶには憎悪に塗れすぎて居ましたが、少なくともエリックはあの場でメアリーに最も強い感情を抱き、会話し、少なくとも理解をして処刑しました。
そういう意味では「あの場で最もメアリーに投票するのに相応しい人物」はエリックだったと思っています。
その後ルイゼット(メアリー達処刑人の使うギロチンの名前)がエリックを処刑した(ラン処)
のは流れが美しすぎて驚きを隠せませんでしたが。

メアリーも設定的には本当にああなっても仕方の無い環境にいたなと思ってます。家主のモデルのシャルル=アンリ=サンソンは国の手として法の剣として私刑は決して行わないという信念を持ち、特権階級故に厳しい教育を受けさせられてきた、ということだったので。


罪を贖うには
処刑人とは
同族殺し
この終わり方いいよね
メアリーの叫びもわかる(エリック的には理解してないけどね)

〇ウィル(自殺志願神父)+エリック(処刑人)

ウィルとエリックの関係は終始自分の思考を解きほぐす為のフィルターとしてお互いを利用するもの、この言葉に尽きるなと思ってました。
多分お互いに理解し合う気ってそこまで無くて、ただ2人とも妙に言語化が上手いからそこを上手く補完し合って会話を続けていけるのかなと。能力を使うとか、愛するじゃないというか。このふたりが互いに力を使うとすればそれは自分の何かを証明するために他者を利用する関係なのかなと。
頭のいい2人。

因みにウィル(多分別の設定のウィルですが)はフレディで行った時も会話させて頂いたんですけど「世界」って言うマクロな視点を持っている所が個人的には好きです。自分もこの視点好きなんで話は合うんですけどその視点を得て尚ミクロを愛せざるを得ないのが自分のRPスタイルなのかなと思ったり。(もしかして一生成立しなくない?)
考えさせられる存在ですね。いぇーい。


自殺願望者入場
究極の個人主義者
互いの世界に触れる
奇妙なくらい清々しい
人の本質とは
理解し合わない似たもの同士


〇アンナ(反旗の少女)+エリック(処刑人)

正直アンナに能力使うかメアリーに使うかとても悩みました。けどアンナに対して向けるエリックの感情は愛=憎悪って言うより親しみや先導者的な側面が強かったので…。
前述してますがエリックは人間が人間らしく己の力で生き、決めることを愛する人間なんですよね。だからアンナが絶望して尚歩みを止めなかった事をすごく評価してます。

苦しい苦しいと言いながらそれでも尚歩き続ける、巨大な感情の中でしか生きていけない。エリックも昔はアンナのような人間だったのです。だからこそ多く助言とも取れるような発言を残してました。

本当は、アンナも何が何だかよく分かっていなかったのかもしれません。エリックが最後に与えた答えがアンナの本当の気持ちであった保証は何処にもありません。
ただエリックはアンナを気に入っていた(そういう風に解釈してた)ので自分とよく似た方面へ来るように誘導したのかもしれませんね、無意識に。

…それでも最後にアンナがエリックのような処刑人に処刑されたい、貴方のような人を守るためだったのかもしれない、そして生まれ変わったら弟子になってもいいと言ってくれた事は望外の喜びでした。
いやぁなんかやっぱり褒められるとほわっとしますねこころが。


アンナの罪
その手は何のために
自分を善と思うこと
処刑を楽しんでいない
市民を守る道
法を諦めてはならない
「正しくしようとするもの」
諦めという名の腐敗と嘘
もう疲れた
絶望の先に?
教えてよ
アンナのこころ
推測
ありがとう
護ることも、殺すことも
大歓喜感謝祭


〇フェイ(妹を喪った屍人)+エリック(処刑人)

説教するな    byフェイ

って感じだったそうです。
病で殺してくれと願う妹を手にかけたフェイ。悲しさ全面に押し出してきた感じで来て、発言の節々ではエリック結構保護者ヅラしちゃったので最後はマジで驚きました。
いやぁ騙された。

でもエリックって嘘つけないんですよね。
本気でぶつからなきゃ本気で殺せないから。
それが生きるのが上手とかじゃないし寧ろヘタクソです、疲れます。

だからフェイみたいな若者はそれくらい狡くても良いのかなって思ってます。
彼は最後まで人を小馬鹿にした態度をとっていましたが…妹を殺したことも、そこにある悲しみも全てが嘘という事には感じなかったので。
説教したのは本音です。
他人の幸せを他人が決めちゃダメ、自分で決めるものって認識なので。


フェイの罪
死に至る病
救いの意味
苦しみと悲しみ
命とは意思あってこそ命
説教
ざまぁみろということらしい
殴って止めて決める
クソ生意気でだいすき



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〈注意〉
ここから先、三次創作を含みます。
また、以降の内容はじばくりの完全なる妄想であり、他の方々の言動及びRPには一切関係がない事をご承知おきください。
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ここから先は思いついてしまったのでこのエリック周りの人物について他キャラ含め解釈を勝手に捏造していきます。また、他の方が使っていたキャラクターについても妄想が弾け飛んでおりますのでご注意下さい。

フレディという人物について


フレディの罪
クソディ()
罪人とは、道具とは



☆経歴
フレディはエリックの1人目の甥にあたる。
処刑場屋敷に1度来ており、その時は処刑人(家主)はマイク。
フレディもエリックの一族の産まれを持つが、フレディはある種の麒麟児だった。
頭が良く、他人の何倍よりも賢い知能犯としての才能があった。

幼少期、フレディには仲の良い従兄弟の少女がおり、自分より若く活発な彼女を愛していた。

しかし、処刑人としてのある種の思想的教育を受ける度、フレディは思うようになる。何時かは彼女も殺されるのか、と。
それを止める為、フレディは父へと直談判し従姉妹の少女が救われる術を模索することに。次代の処刑人一族の長となるべく育ってきたフレディの父はその話を跳ね除けたが、フレディは諦めようとはしなかった。

そしてフレディは禁忌を犯しに行く。奇しくもそのタイミングは己の叔父、エリックが父を殺すのと同時だった。

「母とて、俺達の同胞ですよ、えぇ」

フレディはこんな台詞を吐きながら、母を処刑し、エリックは自らの弟、フレディの父を処刑した。

________しかしその後従姉妹の少女は姿を消す。フレディを突き放して。

これに激昂し、絶望したフレディは一族を離れ幼い子供〜従姉妹の年齢くらいまでの人を攫って殺害するように。

何時しかその怒りは犯罪者への美学、こだわりへと悪い意味で昇華され、フレディは国随一の知能犯となった。
エリックとは主義主張が違うのであまり仲が良くない。偶に会うと基本喋らないか嫌味の応酬となる。

フレディは犯罪者故に何度も捕まって、投獄されてもいる(殺害件数が多すぎるのと、手口が独特なため)。しかしフレディはその度に他人を利用し、多くの殺人のうちひとつを無実にしてもらうために会話し、懐柔し、罪を取り消して貰えるよう働きかけてきた。

「俺の罪は、幾つもあります。ただ、ただね、このひとつだけは俺がやっちゃァいないんです。罪は正しく裁かれなければならない。そうでしょう?」

フレディはその出自故に知っています。処刑をする人間がどんな存在なのかを。
マイクの、メアリーの一族が、どう言った一族なのかを。故に彼はマイクを己の罪を漂白するための証人として処刑台に立たせた。

☆思想
あんまり考えてないんですが基本的にこの処刑人一族(笑)は常に人であることを重要視する傾向にあります。
己の意思や美学を持たずして何かをしようとする人を嫌い、そんな社会に対し彼は問いを投げかけます。【悪役】ではなく【悪】として。本当にこの社会は正しいのかを、常に逆サイドから見据え続けています。
逃げられると思うなよ( ˊᵕˋ )💭


妄想

いつかアンナがエリックの弟子になってフレディを処刑するかを決める、そんなシーンがあるんじゃないかななんて思いました。
実はもう1人関係者がいるんですがまだ別に出せてもいない構想段階ですね…まぁどっかで見かけたらコイツやりやがったくらいに思っときましょう。


処刑人屋敷世界観大好きなのでもっとこういう部屋欲しいなと思う日々。




最終更新(2023/04/09 )


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