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電験二種二次試験の勉強方法

電験2種二次試験は1日3時間ほど3ヶ月弱ほど勉強をしました。時間がない中いかに効率的にやるかを意識していったので短期間で合格できたと自負しています。
問題集は机に向かう時間もあまりなかったので隙間時間に読むことが多かったです。机に向かってやるだけが勉強ではないと思います。

最初は完全攻略だけをやって試験本番に臨もうと思っていました。
やり方は一周目と二週目は問題と答えを読んで解答の流れを理解していきました。1日20問以上はノルマとしてこなしていきました。
僕はこの段階で特に手を動かして書いたりしてませんが一週目の時点で問題を読んで解答を書いて再現できた方がよかったと思います。

三週目からは問題を読んで答えが浮かぶか頭で解いていきました。
そんな感じでさらに三週くらいして大体完全攻略の内容を頭に入れて、試験まで残り2ヶ月くらいというところで令和元年〜四年の過去問を模試のような感覚で自力で解きました。
隙間時間で完全攻略を読んでいて実際に書いていないせいでつまらないところでミスが目立ちましたし、完全攻略以外のパターンも覚える必要があると思い電力管理はキーワードで覚えると戦術で覚えるを前記事のとおり追加でやりました。

令和の過去問演習したあとは問題集の20問のノルマに加えて、だいたい1日1問くらいは重要そうな問題を手を動かして解いていきました。

ちなみに大学受験の頃、当時勉強方法の解説をしていた荒川英輔先生の本がバイブルでした。そのバイブルを読み直したところ、初見の問題は解法を頭に入れたら手を使って紙に解答を再現しろと書いてありました。
二週目以降は問題を読んで解法が浮かんだからその問題は終わり。解法が浮かばなかったらまた書くと言うことを推奨していました。
また問題集はパラパラと何回めくったかで合否が分かれると書かれていて、いかに忘却曲線に逆らうかが大切だと書かれていました。


自分はそこまで解答を書いていく時間はありませんでしたが何回もペラペラとランダムに問題集を読んだことで解法を頭にしっかり入れて本番まで忘却曲線に抗えたと思っています。時間がない人はおすすめです。
それに加えて上述のように読んで解法が浮かばなかった問題は手を動かして解答を再現できたらベターでした。

アウトプット力に不安はありましたがそれでもe-denの模試を直前に受けて合格点を取ることができました。自分のアウトプット力を試すのに模試はとても貴重な機会なのでおすすめします。と言っても時間を自分で測って自宅受験になりますが。

また1日20問以上の問題をやることをノルマにしていたのでカウンターを100均で買いました。ランダムに復習をしていると何問やっているか忘れてしまうので、それを防ぐためです。

試験本番では論説が早く解き終わるので論説からやると時間的余裕が生まれやすいです。
また試験終了10分前は見直しに当てた方が得点力は上がります。令和5年の自分も試験終了10分前に見直しをして同期機の最初の方で計算ミスしていることに気づき大幅に失点することを防げました。

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