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机の上に鉱物

※この記事は某鯖のアドベントカレンダー用に書き記したものです。
一般オタクの知識によるものなので、もしなんか間違いがあったら許してください

あどうも。絹木綿豆腐です。
絹太郎と名乗ってたりもします。お見知り置きを。普段はクリスタってゲーム遊んでます。最近液タブを買いました。

さて突然なんですが、皆さん「宝石の国」って漫画、読みました?執筆している22年12月上旬、12巻まで発売されている大人気漫画ですね。

私は連載再開の報にカハクの「宝石展」が重なった結果、財布のひもが緩み、大変なことになりました。
さておき。
それに限らずとも、古今東西様々なコンテンツで鉱石/宝石は元ネタにされてきました。この記事読む人はおそらくオタクですから、何かしら思い当たる節があるのではないでしょうか。もしかしたらモチーフとなった石が欲しいと思ったことがあるかもしれません。

買いませんか?

とりあえず買っときませんか?

と、いうことで?今回は「机の上に鉱石」と題しまして、簡単に購入→飾り付けの道筋を示し、「石買ってみたいな……」と少しでも思わせる
ために書き記す次第でございます。
ものを書くのは苦手ですが、どうぞ対戦よろしく。

コレクションの一部。
手のひらサイズが管理楽でよい


(個人的なポリシーで野外採集/観察の話は省きます。今回は店で鉱石を買って、それを愛でよう/飾ろうという話に限ろうと思います。
野外採集/観察のいろは・魅力は「瑠璃の宝石」って漫画に詳しいです。これまた良い漫画なので読んでください。リンク貼っときます。)


そもそも鉱石って?


鉱石
(こうせき、英: ore)は、人間の経済活動にとって有用な資源となる鉱物、またはそれを含有する岩石のことである。んやで。へー。ウィキペディアくんはなんでも知ってるんだなあ。
今回お話しするところの定義といたしましては、「宝石に加工されるその前の状態」のことを「鉱石」としたいと思います。原石とか言われてるやつ。

鉱石の魅力とは?


なんか綺麗なことです。


……
じゃあまりに淡白なので自語り挟みます。
鉱石を綺麗だと思ったのは、確か秋吉台に旅行で行った時だと記憶しています。
出口付近に土産屋ストリートみたいなのが形成されていたと思うんですけど、そこに紫水晶(アメジスト)の群晶が展示されてたんですよね。
そのあまりに高貴な紫色、そして星屑を寄せ集めたかのようなキラメキ。一瞬にして無垢な少年の目を釘付けにしました。
してお値段は……
2000円。
当時小学生のクソガキにはあまりに高級品です。でも欲しい。
少し悩んだかと思うと親にその場で土下座してお年玉を前借りし、購入。それより今日この日までずっと机の上に飾っております。

最初のコレクション
持ち主がガサツなのでテッシュに包まれて飾られてる


ここまで語っといてなんですけどまあ人によるよね(行き当たりばったり)
風水だとかパワーだとかの理由もあると思いますし、それこそ好きな作品のモチーフ、なんてことも。
宝石に比べると比較的安価ですから(手のひら大の水晶の群晶でおおよそ1000円強のイメージ)、キラキラな石入門として手軽ってのが一番の魅力かもしれません。

原石を買おう!


さて。
あなたは机の空いたスペースに飾る鉱石を購入しようと考えました。
家具が淡色気味だからちょっとしたアクセントが欲しいな……色は○○にしよう!大きさはこれくらいで……よし!
で……どこで買います?

アマゾン?SAのガシャガシャ?はたまた本屋のレジ横のパワーストーンエリア?
それでも良いんですけど、品揃えが乏しかったり、検索のための知識が必要になっちゃったりします。
それじゃあ新宿のジュエリーショップに入る?ハードル高いですよね。あとシンプルに高いので手が出せない(金欠)

記事を読んでるほとんどの人は特定の鉱物種に執着してるなんてことはないでしょうから、今回はさまざまな鉱石を直に見て、気に入ったものをその場で買う…なんてシチュエーションを理想とします。
そんなスポットを何個か。

観光地のお土産売り場

鉱山跡であったり、自然系の観光地のお土産売り場には大抵売ってます。
お値段は普通。品揃えはやや少なめ。外装も一緒に売ってることが多いので、持って帰ってそのままポンで完了です。
ただ産地がよくわからなかったり、全体的に小さかったりします。あと観光地ってこともあって持って帰るのがやや面倒。

ミネラル即売会

私のメイン狩場です。
日本各地でミネラル○○(ショーやらフェスタやら)と呼ばれる、鉱物の同人即売会みたいなイベントが開催されています。
出店者はジュエリーショップだったり、卸の業者だったり。大抵入場無料。鉱石だけでなくジュエリーも充実しており、また規模によっては化石も置いてあったりと好(ハオ)な人にはたまらない空間となっています。
値段の割に質が高いです。産地も聞いたら教えてくれます。
近年はアレもあって少なめではありますが、外国の方も出店されてたりします。英語が話せるとベター。
デメリットとしてはあまりやってない。各大都市で年3回程度、ってところなので行ける時に行きましょう。また、ポリ袋に詰めてそのまま渡されたりするので家で飾るときに何かしら飾り付けしたいところ。

いつかのミネラルショーで購入した煙水晶。
目立ったクラックもなく、めちゃくちゃきれい。
あまりにきれいなので未だに人工じゃないかと疑ってる

博物館のお土産売り場

観光地と被ってる気がしなくもない。
シンプルですが、一番手堅いです。規模にもよりますが、結構な品揃えがお手頃お値段。
博物館ですから当然展示があるわけで、買って楽しむだけでは終わりません。世界中のありとあらゆる鉱石を、専門家の解説とともに楽しむところなんて滅多にありません。
正直最強です。特にカハク。宝石展楽しかったので毎年やってください。

家に飾ろう!


ふう。
あなたは気に入った鉱石を買い、家まで無事に帰ってきました。机の上にあらかじめ作っておいたスペースに鉱石を…
どう置きますか?

いやまあどう置いても良いんですけど、質量によっては落としたら傷が付きますし、ジメジメしたとことだと酸化したりします。
特に落とすのは床凹んだりするので大変よろしくない。
シャレにならない。
マジで。
何が言いたいのかっていうと、安定した「台」が欲しいわけですね。地震大国日本ですから、ちょっとした揺れじゃ床直撃しないようにしたいわけです。

ということでAmazonで「ルースケース」や「鉱物ケース」なんかで調べてみましょう。これを買って、中に入れとくと外傷を防げます。

ルースケースに収められた緑‐紅のトルマリン。
中に綿とスポンジが敷き詰められており、ズレたりしません。


また、モノによっては安定して置くことが困難な場合もあります。その場合は「ミネラルタック」であったり家庭用のパテであったりで台座とくっつけることで見栄え良く、安定して飾れます。

購入したものではないが、一例。
鉱物が糸のように細くとても簡単に折れるため、100均の調味料用瓶にパテと接着剤で固定した。
シンプルにインテリアとしておしゃれ。

酸化に関しては正直どうしようもないんですけど、一応高温多湿を避けるに越したことはありません。
掃除の際はハンディモップなんかでほこりを取るにとどめておくのが無難です。

また、こだわるならラベルを付けてみるのもよいでしょう。
展示目的でしたら鉱物名と産地、一言メモなんかつけとくと「標本」感がでてかっこいいです。

あとは偶に容器から取り出していじくり回したり。好きに楽しみましょう。

あとがき


いかがでしたか?(義務)
拙い文章でしたが読んでいただきありがとうございます。多少でも買ってみたいなあ、と思っていただければ幸いです。
特にもう書くこともないので個人的今年No1アルバム貼って終わります。ありがとうございました。


おまけ


一番最近買ったトルマリンの画像載せときます。シンプルに自慢です。

紫‐青のバイカラートルマリン。
特徴的な”筋”がとてもフェチズムをくすぐる。
光に透かすと青と紫の差がわかりやすい
店員のおっちゃんは黒だと言っていたが、紫にしか見えない気がする
……
写真だと確かに黒っぽく見えるなぁ
反対側から。
青の中にもグラデーションがあり、とても良い(語彙力)


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