心を読む程度の能力

「ライフ0」の続きです。

頭の中のヤバさを指摘されてライフをゴリッと削られました。

「鬱の一歩手前、このままだと認知症になる」

とりあえず、頭の治療が何回か必要なのは分かりました。

先生は頭から手を離し、自分の右肩に手を置きました。

「kaminaちゃん、イライラする心を使っているね」

「え?(何だいきなり)」

「イライラする心を使うの、やめようか」

「え?何で?(今イライラしたか?)」

「じゃあ今から私が言う言葉を心の中で繰り返してね」

「あ、ハイ(えぇ…)」

(先生治療中)

「あと、不満に思っていることがあるね」

「!?(今、先生に分かりづらいわ!って思ってる)」

「それもやめようか。はい、今から言うことを(以下略)」

「はい…(心読まれてるヤバい)」

(先生治療中)

「それからねぇ…」

「(もうやめてくれぇ!!)」

……それから、ありとあらゆる「自分が使っていたであろう悪い心」を一つ一つ指摘され、やめるように言われました。

と も だ ち の ま え で

自分が悪い心を使うのをやめるたびに、先生は治療が出来るようでした。

【注】先生はとっても良い人です。

続きます。
(以前の記事が長かったので分けて編集しました)