どうして私が「赤ちゃんを望んでいる人」のサポートを始めたか
はじめまして!
妊活さんの為のサポートサロンを運営しています、渡邊久美子です。
いま私は、助産師としての長年の経験から、千葉県流山市で女性の妊活、産前産後の心と身体をケアするサロンを運営しながら、オンラインで妊活さんへ向けた「妊娠しやすい体づくりのためのサポート講座」をしています。
たくさんの経験にから、導かれるようにサロンの開設に至った私のストーリー、読んでいただけたら嬉しいです。
◆助産師になるまで
実は私は、最初から助産師であったわけではありません。看護師として小児科や神経内科に勤めていたのですが、20年前産婦人科に配属されました。
産婦人科は自分に合っていると感じましたが、
看護師の知識だけではお産や女性の身体について勉強が足りない
と、途中から助産師を目指し、再度学校に入り直して助産師になりました。
そして、これまで大学病院・地域病院・クリニックと、2万人以上の女性の一生に関わって来ました。
◆お産は自然なこと
産科は他の科に比べて医療介入は少ないです。
そんなことから、自然に自分の力を発揮してお産ができるような手伝いができないものかと、ヨガや整体、アロマ、ハーブ、リンパマッサージなど、色々な分野での自然療法も学びました。
お産に対する妊婦さんの意識は様々です。
自分自身で頑張ろうとする人、またその反対の人。情報社会で、知らない人が発した情報を鵜呑みにして、右往左往している人。色々な患者さんと接しているうちに、「どうしたら良いのかわからない」というだけで、
患者さん自身が理解すると実は行動に移せる
と、じっくりと患者さんと話すことで変化が見られ、患者さん自身が理解すると実は行動に移せるということを感じ始めました。
また情報提供する側のスタッフによっても知識は様々。アドバイスがその都度変わることで、不安になる患者さんも多く、
一人のサポーターが継続的にいる事で目的地にたどり着けるのでは?
と考えるようになりました。
そんな、理想的なお産について試行錯誤をしながら、病院勤務でお産の現場を見てきている中での8年前 、病院の都合で出産の調整をすることに疑問を持った私は、上司に問題提議したのです。
すると帰ってきた言葉は
「あなた何様!?」という、罵りの言葉
そして、身に付けた知識は自己満だとも言われてしまいました。
◆必死で働いた結果が
元々、3人姉弟の真ん中で、親にかまってもらうことも少なく、「女性は働くものではない」という母親の男尊女卑の考えへの反動で、認めてもらいたい一心で頑張って働いてきました。
そんな思いの中、患者さんの事を思って発した言葉が上司から罵倒され、助産師としての自分を否定されたことは、本当にショックな出来事でした。
自分は、助産師としてダメなのか、上司に従うだけの仕事でいいのかと悩みに悩んでいたある日、生理が止まっていることに気がつきました。
心配になり病院に行くと、「早発閉経」だと診断されたのです。
それまでは順調で乱れることがなかった生理があの一瞬の出来事で止まり、閉経と宣告されたことはさらにショックを強くしました。
そんなはずはないと病院を何か所も周り歩きました。
ですが、結局どこに行っても同じ診断を受ける事になったのです。
◆気持ちと環境を変えたら
病院で早発閉経の改善はあきらめるしかない、と言われ悩んでいた最中に、友人に教えてもらったサロンにたどり着きました。
その時、初めてその場所で涙があふれたのです。
家族にも友人にも、自分の身体のことを深く話せずにいました。
本当は、
誰かに話しを聞いて欲しかったんです。
サロンで話しを聞いてもらい、施術を何度か受けていくうちに、体調が戻り、自然に生理が来るようになりました。その頃には罵倒された職場も辞めて環境も変わり、気持ちが落ち着いたのもよかったのでしょう。
その時から、ストレスはこんなにも身体を壊してしまう要因になるのだ、と気づかされたのです。
「メンタルも大事」という気づきがあった
その出来事が、サロンを開くきっかけになりました。
◆大丈夫だよと伝えたくて
情報の多い今、その情報で悩みは増えてしまい、自分を見失いがちになります。
また、女性の身体の悩みはなかなか身の回りの人に相談しにくく、どうしても他人と比較してしまいがちです。
私の時のように身体のことで悩んでいる人がいたら、大丈夫だよと、寄り添って上げれることができたら。
女性の応援団でありたい、そんな気持ちで、今、女性のサポートをしています。
助産師:渡邊久美子
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