【子育て】朝日が身に沁みる

先日明け方
子どもが起きてしまい対応をしていたら
夜が明けてきた
だんだんと空が明るくなり
朝日が昇る
この景色ついこの間まで毎日見てたなと
しみじみ

子どもを産む前は
仕事に向かうため朝早く起きても
朝日が昇るところを眺めることは無かった
せいぜいお正月の初日の出だったか
思い出せないくらいだ

出産してからは
赤ちゃんのリズムに並走する毎日

出産する前まで
赤ちゃんは母乳やミルクをたくさん飲めば
すやすやと眠るのものだと思っていた…
我が子はそれにあたらなかった
たっぷり飲んでもまだまだ元気なのだ
『お願い〜寝て！！！』と何度願ったことか
私の方は時計の針が進むほどにHPが
削られてフラフラになる
寝付いたと思っても
2〜3時間毎に起きる
“過酷な修行”

朝方…窓の外を見ると
白々と空が明るくなる
青っぽい色から赤、紫、オレンジ色と
変化していく様子を堪能する
それもほぼ毎日…
雲などの様子で朝日の様子も様変わりするが
何度見てもキレイだ！と思う気持ちと
同時に強烈な睡魔の狭間で頭が揺れる

朝日が部屋に差し込み
私と赤ちゃんを照らした時は…
聖母マリア像のような佇まいではなく
棺桶に横たわるドラキュラのような
気持ちで…朝日が身に沁みた

子どもの成長を身近で見られるのは
本当に嬉しいことだが

夜中の対応は
“過酷♡”と身を持って感じる

我が家のように朝まで頑張っている
ママ＊パパがこの世界のどこかに
きっといるよねと…
妄想の中で
『お疲れ様！』と声をかけ
長い夜を乗り切った同士で円陣を組み
『毎日おつかれ』
『本当よく頑張ってる』
『最＆高のママ＊パパ』
『さっ♪今日も1日頑張ろう！』と
和気藹々しているという
妄想の世界に想いを馳せる
※子育て中たまに妄想の世界へ
　逃避する癖あり

夜中の寝かしつけは日々試行錯誤
抱っこ中の揺れるリズムを変えてみたり
育児グッズ『ハイローチェア、バウンサー、
スリング、ヒップシート等』を駆使したり
育児本を参考に生活リズムを意識したり
全ては睡眠時間確保のために！！

分かったことは
ママとパパがどんなに頑張っても
どんなに抗っても
“寝ない子は寝ない”のだ

子どもの成長とともに
夜起きる頻度も減っていった

今は後鼻漏が酷く吐き戻しがあったり
熱でぐずついて寝かしつけに梃子摺ったりと
子どもに寄り添って朝方になった時

“朝日が昇る”のを見ると
懐かしいなと思うのだ

あの時の過酷な状況…写真に撮っとけば
よかったな笑
その時はそんな写真を撮る余裕すら
一切無かったのだが

キレイな思い出ばかりを写真に
おさめるのではなく
“ありのままの姿”
“育児に奮闘している姿”
“子育てに梃子摺ってる姿”
残しておけば良かったなと
今思う

これからもきっとチャンスは
まだまだあるだろうから
撮っていけたらいいな♡