海外からの支援
能登半島地震で被害の大きかった石川県珠洲市で、埼玉県に住む在日クルド人ら約10人がケバブやスープの炊き出しを行った。取りまとめ役となった日本クルド文化協会のチカン・ワッカスさん(32)は「トルコ地震では日本の方々に助けてもらった。恩返ししたかった」と話す。
珠洲市役所によると、市内の一部地域では、NGOピースボートが一時的にボランティアを管理。クルド人らはピースボートを通じて市と連絡を取り、9日に埼玉を出発し避難所に向かった。
10~11日に数千食分のレンズ豆スープやケバブなどを提供。クルド人コミュニティーで募った寄付で購入したブルーシートや防寒着などを被災者に手渡した。
台湾、民間寄付金25億円超 能登半島地震
【台北共同】台湾政府は22日、能登半島地震を受けて民間から募った寄付金が19日の期限までに約5億4158万台湾元(約25億6千万円)に上ったと発表した。これとは別に台湾政府として義援金6千万円を日本側に寄贈した。
上の写真は、被災者に炊き出しを行うクルド人ら=11日、石川県珠洲市
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