MANKAI MOVIE「A3!」〜AUTUMN & WINTER~が残念だった話

前提として、私は「A3!」が好きだ。そして、MANKAI STAGEを愛している。
しかし、MOVIEはそうなれなかった。

ここでは特に不満を感じた冬組についてのみ書いていく。映画が不満なだけで、アプリ原作と舞台、キャラクターと役者陣に何ひとつ不満なんてあるわけがない。日頃感謝が尽きず、先日まで行われていたトルライも本当に素晴らしかった。

さて、映画の冬組は何故そうなってしまったのかと疑問しか浮かばない結果だった。
パンフレットは購入したが、あまりの不満にまだ読めていない。読んだら少しは疑問が解消されるかもしれないが、率直な感想を残させていただく。

特に疑問、不満を感じたシーン。

・冒頭GOD座でタイマンACTを申し込まれるシーン
なぜ広場で撮影できなかったのだろう?
原作から、あそこは観衆の目があることが前提だと思っていた。舞台でもその旨は台詞の中にあるので察することができる。しかし、映画は何故GOD座にいるのかが分からない。
団員を奪われたから劇場に来てくれ、なんてレニが呼び出したのか? 唐突すぎて全く飲み込めない展開だった。
いくらストーリーを把握しているとはいえ、解釈が異なりすぎると混乱する。

・無限人形のくだりに時間をとられすぎて他のエピソードを無くしすぎでは?
丁寧に描いてくれたことは感謝したいが、そのせいで失ったものが多いように思えて首を傾げる。

・『天使を憐れむ歌』が過去最低
強烈な言い回しだが、ここが一番の不満だ。
舞台の冬組は劇中劇の時間も長い。例えば他の組がおよそ10分で劇中劇を行っているところを冬組は15分などよくあることだ。
だから大幅な場面カットは仕方ないだろう。それにしても大雑把すぎて初見は話が分からなくなってしまうのではないだろうか。あくまで舞台履修済みの人間に向けたものなんだと再度理解させられた。
なにより最後のアレはなんだ。舞台を見ていたはずが突然謎の空間になった。舞台は? 彼らは舞台役者であって立っていた場所は板の上だ。これはギャグかと思って吹き出しそうになった。天使で感動しないなんてはじめての経験だ。ありがとう、まさか苦笑する日がくるなんて思わなかった。天界を現したかったのなら、なぜそこにフィリップがいるのか。助けたはずが死んでるじゃないか。

また、劇中劇前に衣装を着て外に出ている月岡紬は本当にありえない。月岡紬がそんな意識の低い役者だなんて思いたくなかった。

冬組を見て、悲しさしかなかった。
待ち望んでいたのに、そこには解釈違いしかなかった。

はじめてのnoteに不満しか残せなくてすまない。

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