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吸う人も、吸わない人も、どっちでもいい人も〜JTさんからスタンド灰皿を寄贈〜

タバコと、社会と

厚生労働省が2018年8月に発表したデータによると、「たばこが原因と考えられる病気(がん、脳卒中、心筋梗塞、認知症)」に関する医療費が1兆6,900億円、これに加えて必要な介護費が2,600億円、たばこによる火災などの関連費が1,000億円に上るという事実が浮かび上がりました。

禁煙と受動喫煙対策の背景
このデータから見えてくるのは、たばこが社会に及ぼす健康や経済への影響です。禁煙や受動喫煙対策が進められているのは、以下の理由が影響しています。

  1. 健康への影響: たばこの原因とされる病気による医療費や介護費の膨大な負担を軽減するため、国や地域で健康促進が求められています。

  2. 公共の場の快適性: 受動喫煙による他者への健康被害を防ぎ、公共の場での快適な環境を確保するため、禁煙が広く奨励されています。

  3. 医療負担の軽減: たばこに起因する病気や事故による医療負担を減らし、医療リソースを有効に活用するため、積極的な対策が必要とされています。


"お互いが共存できたらええんちゃう?"

はっぴーの家で暮らすコウゾーさんは、シタマチを代表する愛煙家。
居室内での喫煙が難しい中、片手にはスマホ、麻雀ゲームを楽しみながらタバコを楽しむことで、日常の疲れを癒しています。

タバコを吸うことは、一部の人々にとっては個々の自由やライフスタイルの一環。禁煙や受動喫煙対策が進む一方で、吸う場所の制約が増えることにより、吸う人にとってきっと形見が狭くなっている。

仕事の合間やリフレッシュタイムでタバコを吸うスタッフや地域住民の方も多く見られます。喫煙者にとって、タバコを楽しみながら一息つき、リフレッシュをする大切な時間。

はっぴーの家はタバコ愛好者も非喫煙者も働き、暮らしている環境です。
ここで大切なことは、お互いの個性や違いを受け入れつつ、共に生活することができる環境づくり。

普段車イスの人が、
リハビリを兼ねてタバコを買いにタバコ屋へ(自主的)




そんな時に見つけた、JTのタバコスタンド

「ネットで申し込めば、無料でJTから灰皿をもらえるらしい」
そんな情報を聞きつけHPを開いてみるとこうありました。

Q:スタンド灰皿や携帯灰皿の提供を行っているか。

A:スタンド灰皿については、設置予定場所が不特定多数の方が往来される公共の場所であれば、その後の灰皿の管理をしていただくことを前提に、ご提供させていただく場合もございます。

HPより

つまり

①不特定多数の方が往来される公共の場所であること
②灰皿の管理をすること

この2点を守ることができれば、無料で灰皿スタンドをいただけるとのこと。

①不特定多数の方が往来される公共の場所



はっぴーの家は、
紛う方なき
「不特定多数の方が往来される公共の場所」


ということで、灰皿スタンドをご提供いただけることになりました。


「ひとの時を想う」JT

私たちJTは“ひとのときを、想う”というコミュニケーションワードにあるとおり、お客様にとっての『かけがえのないひととき』や『大切な時間』を想う企業です。 そして、そんな私たちだからこそ生み出せる価値を提供し続け、すべてのお客様一人ひとりのこころをより豊かにしていきたいと考えています。

HPより

タバコを販売しているだけではなく、喫煙者と非喫煙者が社会の中でどう共存していけるかという取り組みを進めています。


と、言うことでJTさんが来られました。

郵送で送られてくるかと思いきや、担当の方が直接来てくださり寄贈しにやって来てくれました。

受け取りの代表はもちろんコウゾーさん。

吸う人も、吸わない人も、”どっちでもいい人も”

一般的な施設では、屋内屋外関わらず、タバコNGなのが世間のアタリマエ。

しかし我々は「Happyな暮らしを作る会社」であり、「はっぴーの家」のスタンスはあくまでも暮らしをつくる”家”です。

ここは病院ではなく、一人ひとりが暮らす場所。

吸う人にとっても、吸わない人にとっても、「どっちでもええわ」という人にとっても、共存できる場所を作っていまきす。

どうぞ、ご自由なひとときを。

スタッフ、入居者さんだけではなく、道ゆく知らない人にも使って欲しい。ということで、あえて灰皿スタンドは道に面したところに設置してます。

②灰皿の管理をすること

もちろんコウゾーさんに管理者をお願いしました。

取り替えが必要な時は、スマホ片手にマージャンしているコウゾーさんにお声かけください。


こちらのお金は"おせっかい費"として、おじいちゃんおばあちゃんの生活費や子ども達への教育事業などに使わさせていただきます。ありがとう〜。