流行りものと価値観に関する斜に構えた心持ち
新しいものが好き
新しいことが好き
流行っているものが好き
どれもよくある感情だと思うけど、最近僕は斜に構えすぎて、好きって難しいなって思う。
例えば新しいものにとっても敏感で、すぐにくらいつける人。これは僕にはとても出来ない事なのでもちろん尊敬する。だけどその一方で、新しいものにすぐに飛びつき、反射的とも言える速度で愛を送る行為は疑問にも思うことがある。
いわゆる「なんでも好き」や「誰にでも好きと言う」様な行動に見えてしまうのかもしれない。
なんでも好きと言うのは裏を返せば、何にも興味が無いように見えてしまって
流行りものが好きと言うのは、流行りもの自体に価値があり、存在そのものに魅力があるのかもしれないが、どうしても僕は1度自身の価値観で噛み砕いて何かを飲み込もうとしないと、特に創作物は飲み込めないのだ。
作品に対して嚥下が必要なのかもしれない。
何度も言うが、もちろんこれらの行為を咎める気も、悪くいう気も僕には一切ない。
価値観は人それぞれだし、何に価値を見出すかももちろん自由だ。だからこそ心の底から新しいものが好きで、そこに明確な愛が見出せる人は胸を張って愛を認めて欲しいし、僕のようにゆっくり飲み込まないと行けない人は、本当に自分の好きな物を丁寧に飲み下して欲しい。
好きって難しいよね。
トスバ
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