君の視線が止まる先にある沼
まさかあるとは思わなかったんです。沼が。
だって視線が止まる先といえば大体ね、犬とか、給料明細とか、大盛のからあげとか、あと大きい犬とかじゃないですか?
ほんと私としたことがかなり油断してました。
視聴しながらちょっと口笛吹いちゃう余裕もあったし。
スキップとかしちゃってたかもしれません。ごきげんです。
気づいたら私は沼にいました。
チャン・ウィスという沼に。
幼なじみで親友だけど、御曹司とボディーガードという主従関係。
この字面の破壊力にみなさん膝がガクガクしているのではないでしょうか。
しかも明るくて女の子にもててわがままでかわいい受けと、寡黙で女の子にもてるのに興味がなくていつも受けの傍にいる攻めという…。尊…しんど…
この関係性は紙媒体のBLではたまに見かけますけど、こうしてこの世に存在するイケメンが実際に動いて喋ってじゃれあう姿を拝める世界。大切にしていきたいですね。STOP温暖化。
この体格差を魂に刻め
体格差は大きすぎても小さすぎてもいけません。
見てくださいこれです。この比率。これテストに出ます。
護られる方が小さいのに偉そうなのって最高じゃないですか?水戸黄門もそうだし。
だからといって、御曹司で護られる立場のテジュも決して弱いわけじゃないんです。
物語に度々ふたりの柔術シーンが描かれるのですが、ボディーガードのグクだけじゃなく、いつ敵に襲われるかもしれないという環境で育ったテジュにとっても、自分で身を護るためにも必要な術なんだろうなと感じました。
しかもこの柔術が、「やったことないけどまあいっちょやったりますか!」って感じの緩さがなく、マジのマジでガチなんです。
特にチャン・ウィス演じるグクの身のこなしや立ち姿がかっこいい。
この辺のリアルさがボディーガードという役に説得力を持たせるし、ふたりの関係性や絆の深さ、こうやってずっとふたりで成長を助け合いながら過ごしてきたんだね…という気持ちも感じることができます。何目線?
自分の気持ちを自覚したまま隠してきたグクと、自分の気持ちに気づかずにいるテジュ。だけどテジュは自分がけしかけた行動によって、自分の中に生まれた嫉妬や独占欲を知るんです。
これはね~~~~~~~~~~~~~~~~~~、本当に最高。
テジュの無自覚の嫉妬もかわいいし、くやしくていじわるしてしまうのもかわいいし、自覚してからの行動力はかっこいいし。これは惚れてまうんよ。
だけどこの抗えない縛られた主従関係がずっとグクを苦しめていて、テジュのことを突き放してしまうんですよね。
この展開BLで5億回見たんですけど何回見ても飽きねえな。
距離感バグってるふたりを目に焼きつけろ
このふたりなんと一緒に住んでるんです。
私は名探偵なのでわかるのですが、一緒に住んでるということは、つまりいつも一緒……ということなんです。
エロすぎませんか?
グクの家庭環境とか、いきさつとか、どういう過去があるのさっぱりわからないんですけど、大丈夫です。私の特技は妄想なので簡単に補完できます。
ところでちょっと知りたいんですけど、長い間近くにいるとやっぱり距離感がおかしくなってしまうものなのかな?これは別にそんな変な意味じゃなくって、素朴な疑問っていうか、あの、気のせいかもしれないんですけどね、なんかね、
そんなことある????????????????
ここのシーン、テジュの誘い方が白目むくほどかわいくて、グクの抱きしめ方も死人でるレベルでイケメンなので絶対に見てくれよな。
あと右手を負傷したテジュに朝食をあーんしてあげたり頭洗ってあげたり髪を乾かしてあげたりなんかいろいろアレなのでよろしくお願いします(?)。
グクの毎秒更新されていく魅力
最初はね、ほんとに最初は正直、なるほどその髪型タイプね…と斜に構えていたんです。
それがストーリーが進みグクを知っていくにつれ、もうずぶずぶです。
しかもバイクを乗りこなすんです。
好きな男のために走り出すんです。
自分より大人のボディーガードをボッコボコにするんです。
そんなの好きになっちゃうじゃん……
ここもかなりおすすめのシーンなんですけど、瞳がうつくしすぎて直視しすぎると吸い込まれて永遠に戻ってこられません。
NICE BODY THANK YOU!!!!!!
グクの魅力がまだあと300個あって伝えたいのですが、マジで実際に見てほしいので我慢します。
ただ最終話でなんかレモン色の服をきたさわやかエンジェルスマイルグクが出るんですけど、それは違います。見なかったことにしてください。
グクはテジュ以外には一生不愛想であってくれ………………
あとラストに満を持して持ってきたキスシーンが、
すん……ごいソフティッシュなkiss…
羽みたいにソフトすぎて飛んでっちゃうかと思った。
以上です。Check it out!
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