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FP1級実技試験(FP協会)の対策

どうも FP 1級 実技試験を3回受けたものです

私の体験談はこちらで話すことなく披露しています

きんざいの面接での実技試験は、2月 6月 10月の年3回のチャンスがある一方で、FP協会の筆記での実技試験は年に一度の受験チャンスしかありません

FP1級の実技試験は実は2種類ある

FP1級の実技試験は先術の通り2種類あります。

・一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)が実施しているもの
・NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)が実施しているもの

いずれかを選んで受験することになります。

2つの実技試験は特徴や受けれる回数が異なります。

一番大きな違いは試験の実施方式、いわゆる面接か筆記かです

きんざいの実技試験は面接、日本FP協会は筆記で試験を行います。

結局きんざいと日本FP協会、どっちで実技を受けるべき?

結論こちらはどっちでもいいです

ただ面接試験が嫌だからと言って筆記試験に逃げていると1年に1回しかチャンスがないので後悔します

一方で面接試験の方が合格率が高いからと言って安易な気持ちで申し込むと私のように2回連続で落ちます

FP1級の試験は、いずれも指定試験機関であるきんざいと日本FP協会により運営されています。

そのため内容が若干違うこともあります

いずれにせよ、FP1級の実技試験は以下の通り。いずれか1つを選んで受験します。

  • きんざいの実技試験……資産相談業務

  • 日本FP協会の実技試験……資産設計提案業務

FP1級実技の難易度

結論を先に述べます

・きんざいは80%超
・日本FP協会は70%台

いずれも高い合格率で推移しています。

ちなみに私はきんざいの試験を2回連続で落ちています

合格率が高いから舐めていたんです

FP1級実技試験(FP協会)の対策をしっかりすれば余裕で受かりますから安心してください

よく考えれば学科試験を通過した優秀な人だけで競争してこの合格率ですからハイレベル中のハイレベル

気を抜かないようにしてください

https://note.com/happy_godwit203/n/ndce28ebd2890https://note.com/happy_godwit203/n/ndce28ebd2890


Fp協会の方が合格率自体は低いですが、FP1級実技試験(FP協会)の対策をしっかりしていれば問題ありません


きんざいの実技は面接

口頭試問方式(面接)で試験が行われます。

面接で面接官と対話しながら知識はアウトプットするんです

緊張してしまう人が多いため練習は必須です

しかし合格率の非常に高い試験ですから、きちんと対策をとれば合格します

日本FP協会実技の特徴


日本FP協会の実技試験は筆記試験です。

専用のFP1級実技試験(FP協会)の対策が必要になってくるわけです

だからこそ専門的に「FP1級実技試験(FP協会)の対策」が必要になってくるわけです

試験の特徴は以下のようになっています。

・出題形式 筆記試験記述式
・問題数  2つの問題(合計20問)
・制限時間 120分

試験範囲としては、きんざいで実施するFP1級学科試験、日本FP協会で実施するCFPの6分野すべてが出題範囲となります。

選択式、論述式両方の問題があります。

これまでに2級を取得してきた方にとっては1級はかなりハードルが上がるものになるでしょう。

2級が90分、40問でしたから、1級は120分、20問

1問あたりにかけられる時間には余裕があるように見えますが、格段に難易度が上がっています。

CFPもしくはFP1級に合格していれば、知識面では皆さん問題ないと思いますのでそれをどうアウトプットするのか技術的な面が問われます。

当然知識面を忘れていては話になりませんので、学科試験を通過するもしくは学科試験後の自己採点で合格が確実な方は早めから対策することをお勧めします。

私は FFP 1級実技試験に3回臨んでいる経験がありますので、少しでも合格率をあげたい方はこちらを参照ください

また面接試験がどうしても苦手だという方もいるかと思います

きんざいのような面接の実技試験をどうしても受けたくないという場合は、日本FP協会の筆記試験を選ぶことをお勧めします

FP1級実技試験(FP協会)の対策は次にのべます


FP1級実技試験(FP協会)の対策方法(傾向や頻出度合い)

こちらは分野ごとによく聞かれる質問に対して準備することにつきます。

準備とは頭の中を整理することではなくて自分の口で発してアウトプットすることです

面接試験のように自分の口でしゃべる必要はないですが、筆記試験のため頭の中の文章をきれいに要約して書き出すスキルが必要です

そしてよく聞かれるポイントを絞っておき「これを聞かれたらこのように書く」と言ったようなある程度道筋は頭の中に入れておくことも大事です。

FP1級実技試験(FP協会)の対策をするうえで、よく出る代表的な項目だけあげておきます

リスク管理


生命保険の保険金はいくらおりるか?という出題が頻出です。

落とし穴としては「何歳のときにライフイベントが起きたのか?」そちらを考慮して解くことが重要です。

当然ですが保険証券の読み取りもできておいてください。

焦っていると保険者と、被保険者を間違えたり、思いもよらない勘違いをすることもあります。

過去問を解いて慣れておくことが重要です

金融資産運用

投資信託の計算問題を必ず解けるようにしてください。

過去問でいろんなパターンがありますが全て対応できるようにしてください

あの手この手で出題されます。


ライフプランニング


住宅ローンの計算問題が出ると思ってください

傾向があるので、過去問を数年分やって、どのパターンでも解けるよう繰り返し練習が必要な部分です。

特に近年住宅ローンの金利上昇があったりと世間的にも注目されていますので頻出度合いがかなり高いです。

不動産

不動産の価格は上がってるからこそこちらも頻出です

学科試験の応用問題に似たような問題が出題されます。

できることとしてはシンプルですが過去問をしっかりやっておくことがポイントです。

同じ傾向の問題が出たら絶対に落とさないことがポイントです

新しい傾向で出てきてもみんな解けないのでそこは心配ありません

相続

こちらは計算問題がよく出ます

当然ですが相続割合など基本的なところで間違えては話になりません

誰が非相続人で誰が相続人なのか?学科試験の時のように手を動かしながら解いてください

タックス

給与の手取り金額の計算をしてください

副業している場合の確定申告で還付される金額の算出もう結構出ます


近年の改正などをもとに予想問題集で出てくるような定番なポイントを押さえて、細かい改正まで追わないことがポイントです
細かいところなんて出てもみんな答えられませんから

このようなFP1級実技試験(FP協会)の対策をしておけばOKです

時間を測って、300文字を書くのにどれくらいかかるのか把握しておくことも大切です。

FP1級実技の合格点

きんざいと日本FP協会の実技について、合格点はそれぞれ次のようになっています。

きんざいの合格点:120点/200点満点
日本FP協会の合格点:60点/100点満点

きんざいの試験は2回行われます。

それぞれ100点の200満点で、合わせて120点でOK
いずれも合格のボーダーラインは6割です。

余裕のように思うかもしれませんがそもそも学科試験を通過した優秀な人だけで競われる試験です
レベルが高いですから、そこを加味して考えなければなりません。

FP1級実技試験(FP協会)の対策は筆記試験ですがしっかりと余裕をかまさず臨んでください

最後にFP協会ときんざいどっちがおすすめ?

FP1級実技試験(FP協会)の対策についてお話ししてきました

しかし結論としてはきんざいの方がおすすめです
面接が苦手な方は学科試験に逃げがちですが・・・・

きんざいの実技試験をおすすめする理由は2つです

・合格率が高いから
・年に3回受けれるから

私は2回連続でFP1級実技試験に落ちているとはいえ3回目で合格しています

つまりは年に3回受けれるので1年以内に受かっているということです

FP1級実技試験(FP協会)ではこれができません

時間がかかるということは学科試験で合格した知識面が忘れやすいということです

忘れやすいということは落ちやすいです

1年に3回受けれるのはメリットですがデメリットとしては受験料が当然かかるため落ちると金銭的に損します

私のようになめてかからず一発で合格してください

合格率は90%近いのでこの試験は落とすための試験ではありません

どうやったら合格するのか?
を考えるのではなくて
どうやったら落ちるのか?を考えて逆算していくことことが大事です

詳しくはこちらの体験談に述べています


ここからたくさんの内定者が出ているので参考にしてください

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