見えない父との暮らし②

前回に続き、見えない父との暮らしを思い出してみます

ワタシが小さい頃は多少見えていた父だけど
ルーペでマガジンの次に覚えているのは盲導児としてのワタシ

盲導犬ならぬ盲導児
要は見えない父を安全に目的地まで連れていく係
勝手にワタシが名付けたw
見えない親を持つとみんなこうなるよなー、たぶん

ワタシには2個下の妹もいるのだけど、
何かに付けて父と一緒に出かけるのはワタシのほうが多かった
妹は娘あるあるの「お父さんクサイ!」を連発し
相当父を嫌っていた印象・・・
ワタシはおかげで反抗期ほぼナシで育っちゃったよ!

父は何かと出かけることが多くて盲導児の出番多数。
一応ワタシも女子だったので
小学校高学年になる頃には反抗期でなくとも
父に腕組まれて歩くのはなかなかに恥ずかしかった
知り合いに会おうもんなら、組まれた腕をしれっと払ったこともあったかも

そんなこんなで今でも父と歩くときはその頃の感じが蘇る
もういいオバさんなのにww

高校生くらいで父が全盲になり、ますます1人では出かけるのは難しく
盲導児はワタシが就職で家を出るまで続くのでした・・・


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