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2019年1月1日(火)ボヘミアン・ラプソディを観た。

なぜか疲労し、興奮と脱力が残る映画だった。

ただの音楽が流れるのではなく、たくさんの感情がうごめく生きた音が押し寄せてきた。

私は、この映画を見て、今このnoteを書いているけれど、Queenのことを語りたいのではない。
語れることなど何もない。

ただ、素晴らしかった。

この映画が、人生の一部を切り取ったストーリーだったとしても、

今までは、ただQueenというバンドの存在を知っていただけだったから
ただのBGMとして、聴き流れていってしまうことが多かったけれど、
今日は、何この人たち!何この音楽!!の感情と共に私の中に流れてきたのは、ストーリーの一部を知ったからだと思う。

音楽に色がつくとか、景色が見えるとか、表現は様々だけど、
私は、音楽が無機物でなくなる瞬間が、たまらなく好きだ。


映画の中で、Queenのライブで見えていた景色が、
これから先も見ることができたらいいのにと思った。

国も人種も性別も年齢も言葉も超えて
一つの音楽に熱狂して、共に歌い、踊り、笑う。

人類が発明した、最高で最強のコミュニケーションツールって
音楽なんじゃないかって、思うんだよね。

血が通った音楽は、人と人を繋ぎ、流れていく。


映画の中で日本語訳も印象深かった1曲
Radio GaGa 

映画では流れなかったけど、実際のlive aidの映像で演奏していた
Crazy Little Thing Called Love がQueenの印象になかったので印象的だった。

We Will Rock Youが作られてストーリーもめちゃグッときたなぁ。
シンプルに、客席と一体になるための音楽なんだって思って聴くと、景色が変わる。


2019年を、ボヘミアン・ラプソディで幕開けするとは想像していなかった。

この世界には、まだ出会ったことのない音楽やストーリーがいっぱいだ。
全てのことを知ろうなんて、無理はせずとも、
自分の好き、の感覚や、気になる、のアンテナを無視せず大切にしていこう。

映画見て興奮して、やる気が燃えているーーー!ではなく
やばいもんに触れた・・・で、今日は脱力の一日だったなぁ。

新年を気をわず行こう。

ありがとうございます。ロックンロールと生クリームとマンガと物語に使いながら、自分の中のことばを探っていきまます。