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知らない世界のオアシス(認知症)

認知症の方の
訪問栄養指導していて思うこと

 

重度の認知症の方が多いため
先ほど話したことは
覚えておらず

『気持ちは残る』と
言われているだけに
気持ちが動いたことは
長時間覚えておられる
ということを実感しています。

そのため
栄養指導で
『こうするといいですよ』
『このような方法はいかがですか?』
など

お話ししても 
習慣化するまでは難しいと
感じています。

今この時を楽しんでいただく、
今この時のお食事を
活かしていただく、

食べたいという
意欲を高め、
少しでも気持ちを動かし
記憶に残すことをめざそう

という思いで
利用者様に
指導させて頂いています。

月に1回ぐらいしか
会えないためか
私のことを
覚えて頂けていないこともあります。

でもスタッフ様は
自分が覚えられていなくても

むしろ
スタッフ様もこの場所も
わからないと
利用者様は
不安を感じておられても

利用者様に
この人は安心できる人だ
この場所は安心できる場所だと
感じていただけるよう 接しておられます。

本当に、すごい。

知らない人に
話しかけられるって
怖いと思うけれど

大丈夫と思っていただけるような
明るさ親しみやすさがある。

そして
ここは良い場所と
思っていただけるように
接することができる。

私もそんなスタッフ様方の姿に
勉強させて頂いてます。

私も
この人になら相談できる
話してみようかなと
思ってもらえる自分になります!!


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