青森11R予想&中野慎詞選手の特集(無料公開)

青森準決勝に駒を進めた中野は初めてSSとのご対面。ここまで29連勝と怪物っぷりを見せてきたが本当の実力を試されるのはここから。
中野選手の特集と青森11Rの予想を掲載します!

【特集】
名前:中野慎詞
出身:岩手
年齢:23歳
期別:121期(早期卒業)
級班:S級2班

岩手県花巻市出身の中野は早稲田大学スポーツ科学部に進学後、勉強と部活を両立させてきた文武両道の鑑。日本競輪選手養成所ではゴールデンキャップを獲得し、121期の早期卒業生に選ばれるなどデビュー前からその才能は開花していた。
ただの努力だけではなく、スポーツ科学から学んだ質の高い努力から生まれた才能だろう。
自転車競技を始める前に取り組んでいたアルペンスキーでの経験や足腰の強さも今の中野を形作った大きな要因であると考える。
中野は現競輪界最強の脇本をスプリント競技で撃破している。今月16日開幕の名古屋G2共同通信社杯では2人の競輪の舞台での対決が実現する予定。大注目のレースになることは間違いない。
田舎出身の怪物レーサーが日本、いや、世界中に衝撃を与える日は近いだろう。

【青森11R予想】
(本命)
2-3.5.9-1.3.5.9
(抑え)
2-7-3.5.9
5-1.2-1.2.3
(穴)
9-3-1.2.5.7
(解説)
明らかに力が違う②中野は東北勢背負って先行しそう。ただ、SSとの初対決や30連勝がかかっていることもあって捲りに構えることも。大前提として、展開不問で3着までには必ず絡んでくるでしょう。

「パターン1   中野先行」
中野がじゃん前から踏み出して行き、あっさりと前に出れる。そのまま後続を確認しながら押し切り体制に。あまりちぎられる印象のない⑦内藤だが、踏み遅れ又はツキばては必至。ここでは離れると予想。2着以降は追い上げた③山田ラインかシンプルに力で⑤吉田。

「パターン2  中野捲り」
スピードの違いは中野本人が一番わかっているはず。吉田を逃しての捲り勝負の展開もある。 この場合、内藤の追走はほぼ不可能で捲り切った頃には遥か後方にいる。山田も中段捲りを仕掛けそうだが中野がその外を余裕で超えて行きそう。先行した吉田を捲り切り、第4コーナーあたりで先頭から中野、吉田の並びになりそう。

「パターン3  中野と吉田の踏み合い」
吉田にもSSの意地がある。簡単に中野を前に出させたくないはず。吉田の性格的に後先考えずに中野との先行争いの勝負に全力を注ぐことも考えられる。そうなると待ってましたと言わんばかりに山田が飛んでくる。消耗した両ラインを捲りきることもできる。番手⑨園田は山田との対戦成績が8-1と相性抜群。得意の差しで1着取り。2着は山田、3着は実力者たちが追ってくる。

「パターン4  吉田の番手はまり」
中野の踏み出しにピッタリと追走は難しい内藤を、前々踏んだ吉田がどかして番手にはまる形も考えられる。こうなると番手絶好吉田は何がなんでも差しきりたい。①神山まで抜けることは難しそうだが、吉田が早めに踏めば2人で抜ける可能性も。

(最後に)
このレースは個人的に最近で一番楽しみにしているため、長々と書いてしまいました。
読んでいただいた方ありがとうございました。
今後の競輪界の顔になっていくであろう中野選手の豪快な走りっぷりに期待しましょう!

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