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BT17弾環境 ロイヤルナイツ

待望のBT17弾が発売され、映画で活躍したデジモン達が環境で暴れている今日この頃…
レベルの高いACEデジモン、ロイヤルナイツのACEデジモンの参戦によって地味にロイヤルナイツデッキも強化がされました✌️

今回も新規カードでロイヤルナイツと相性の良さそうなカードと、今の環境で流行っているデッキへの対抗策を備忘録として記事にしたいと思います👉

🌟新規カード🌟

オメガモン ACE

メリット👍
登場コスト9、登場時相手のデジモンを1体消滅させる。突進、ブロッカー持ち。
デュナスモンより軽いコストで序盤から使えて、さらにイグドラシルの進化元に移動してもオーバーフローしない!
名称がオメガモンなのでBT13オメガモンを手札に残しつつ進化元にオメガモンを差し込める。と非常に使いやすい。

先行2コストマグナ→後攻デジタマがレベル3に進化、3コストでレベル3出しのサーチで1返しされても、次ターンに2コストで15000ブロッカーを立てつつ盤面が取れるので育成エリアから出てきたデジモンの追撃もケアできるのでハイブリットデッキに強く出られる。
さらに進化元から粛清で出した時に突進もあるためアクティブ状態のデジモンでも処理が行える。

デメリット🙅‍♂️
レベル7ACEなのでオーバーフローが5もある。
耐性がないので8コストのオプションで除去されても実質3コストで処理されたことになる。デジモンの効果で処理された時には進化コスト以上にコストを渡してしまうことになるので、育成エリアにレベルの高いデジモンがいる。デジクロスなどで急に出てきて除去される可能性が高いデッキ相手などでは使用に注意が必要になる。

イグドラシルの進化元に埋まるときはオーバーフローしないが、イグドラシルを破棄する時に一緒にトラッシュに送られるとオーバーフローしてしまうので、既に1枚進化元に埋まっている時に場に出すと、オメガモンACEが進化元に2枚になってしまうのでBT13オメガモンを使用する時にオーバーフローしてしまう。

進化元から場に出せてもセキュリティチェック時に処理されるとリーサルがとれていてもターンが終了するので便利だがそれなりにデメリットもあるカード。


インペリアルドラモン:パラディンモード ACE

メリット⭕
相手の進化元のカードを全て破棄できるので苦手対面のアーマー体デッキに強い。
トラッシュにオメガモンが落ちることもあるのでメモリ+3も比較的発動しやすい。
アルフォース、ドゥフトと青と緑のレベル6はコストが軽く、使いやすい効果のため場に用意しやすい。

1度破棄したイグドラシルをトラッシュからデジタマデッキに戻せるので、このカードが手札にあるだけでBT13オメガモンを使いやすい。
逆に相手がトラッシュを活用するデッキならかなりの妨害効果が期待できる。

デメリット❌
ブラスト進化した時にはデジモンの除去はできない。進化元を持たないデジモンをデッキ下に戻すのはアタック時なのであくまで自分の建て直しか相手の妨害がメインとなる。

直接的な除去は行えない割にはロイヤルナイツではないのでコスト9、オーバーフロー5が重い。
ブラスト進化する場合、進化元になるのがアルフォースかドゥフトなのでできればイグドラシルの進化元に1枚はいてほしいカードばかりになってしまう。

自分のトラッシュをデッキに戻した場合、アルファやガンクゥのトラッシュを参照するカードが使いづらくなってしまう。


デュークモン:クリムゾンモード ACE

メリット☀️
DPが低いデジモンを複数体除去できて、登場時にも使えるので登場コストメタや効果登場メタのデジモンを一気に処理できる。
ロイヤルナイツにはジエス、ガンクゥ、デュークと赤のレベル6が3種あるのでブラスト進化も比較的しやすい。
手札になくとも赤のレベル6を場に出すだけでクリムゾンACEを使われるかも…というプレッシャーを与えてくれる。

進化するとロイヤルナイツでなくなるためイグドラシルの進化元に埋まることもなくアタック時にセキュリティ破棄もできる。
ロイヤルナイツは相手の除去やデュナスのサーチでトラッシュがある程度は溜まるので1~2破棄は大体できる場面が多い。

デメリット🌙
ロイヤルナイツではないのでデュナスでのサーチに引っ掛からない。進化元に埋めることもできないので場に出すとオメガACEとは違い常にオーバーフローのリスクがついてくる。

他のレベル7ACEより登場コストが1低いが、イグドラシルの軽減が使えないため手出しで使うには少し重い。


パラサイモン

メリット🙆
ロイヤルナイツの下に差し込んでレストさせた相手にアタックでき、DPも3000アップするためバトルでの処理を比較的しやすくしてくれる。
差し込んだロイヤルナイツが効果で消滅する時も進化元から場に出せ、次に出したロイヤルナイツと連携もできる。

デメリット⚠️
速攻持ちがデュークしかいないので粛清かデュークが必要になる。
ロイヤルナイツが効果で処理できないデジモンは大体相手デジモンの効果を受けないやつなので、パラサイモンでレストにすることも難しい。
ブラスト進化でカウンターをされる恐れもあるので現在の環境ではリスクが高い。
バトルでの処理が必要になる環境になれば採用もありえる。


⭐️既存ロイヤルナイツの評価⭐️


マグナモン

4積み必須、先行1ターン目の初動札
場を離れる時1ドローなので手札の増えないロイヤルナイツデッキではとりあえず出したいやつがいない時に0コストで出しておけば手札を入れ替えられる。
ブロッカーとして運用するにはレベルが低いので除去されやすく、あまり期待はしないほうがよい。


マグナモン(ST)

初手に2コストで使えるのでBT13マグナの補強的な使い方とセキュリティ効果で退化を行えるのでフェンリルガを退化させターンを終了させたり、マグナXを耐性がつく前に退化させたりと手札にきたらデジモン、セキュリティにいたら疑似オプションとして運用できる。
ロイヤルナイツは黒のデジモンが比較的高コストでオプションが採用しづらかったが、このカードのお陰で採用しやすくなった点においても優秀。
しかしBT13マグナと違いドロー効果がないため2~3程度の採用が妥当と思われる。

デュナスモン

2ターン目にロイヤルナイツのサーチとトラッシュ肥やしを行い、レベル4以下を複数体処理できるので4積み必須。
サーチできるのはロイヤルナイツだけなのでクリムゾンACEやブラン、オメカモンがめくれると落としてしまう。(ブランはガンクゥでだせるのでメリットにもなりうる)
3ターン目以降を9軽減から始めるためにも早めに1枚使っておきたい。


ジエスモン

登場時の消滅効果は場にオメカモンやブランがいれば8000まで焼けることになる。
序盤にサーチのために場に出たレベル3や、ディアボロのようなトークンを出すデッキ相手の時に使用し、オメガで展開した時にDPアップもはいるのでセキュリティからDPマイナス系のオプションを踏んでも処理されにくくなる。
しかし単体で6000焼きは除去としては低めなので2~3積みが良いと思われる。
サンドリモンやディアボロモンのようなトークン大量展開型はトークンを使って自身を守る効果があるので、オメガで展開した時にジエス1体でトークンを全て処理できる性能があるため、環境次第では4積みになることもありえる。


アルフォースブイドラモン

相手の進化元を破棄し、進化元を持たないデジモンをバウンスできる。
除去としてみてもロイナデッキの中で消滅以外が行える数少ないカードのためとても優秀。
ジエス同様コストが軽いため、序盤でレベル4のアーマー体をバウンスするなどしてテンポロスを狙い、中盤にガンクゥの効果で登場させレベル6をバウンスしたり、終盤にオメガで出したときに消滅時効果持ちをバウンス、進化元に厄介な効果がいるデジモンの進化元を破棄などいつ使っても比較的安定して使用できる。
粛清で登場させたタイミングでもバウンスが使えるため、ソーラーモンなどの登場コストメタデジモンをバウンスさせてからオメガを投げることもできる。
しかしバウンス先が手札なので登場(進化時)効果をもう一度使われるのと、ロイナデッキの特性上、同一名称が何枚イグドラシルの下に埋まっていても出せるのは1体なので4積みはできれば避けたい。
環境にもよるがアルフォースさえいればなんとかなったのに…と思う対戦も多くあるため個人的には3積みはしたい。


ドゥフトモン

手札のロイヤルナイツを軽減して出せるので粛清で登場させ、オメガモンを実質10コスト+イグドラシルの軽減で登場させるのがメインの使い方となる。
レベル7ACEが登場する以前のロイヤルナイツは相手のターンでの妨害行動がアルファとブロッカーのガンクゥ、クレニアムくらいであったためブロッカーを用意しながら盤面を並べることのできるドゥフトはなかなか優秀だったが、今の環境では耐性のないデジモンはかなり処理されやすいのと、DP13000を軽く越えてくるのでブロッカーを並べるという点での運用はあまりしなくなった。
登場コストメタ、効果登場メタのデジモンが場にいるとこのカードではどうしようもないので逆境に弱い。
ブランやオメカモンがコスト軽減とブロッカー付与の対象にならないのが最大の痛手。
それでもイグドラシルの下に1枚あるだけでかなり早い段階でオメガを投げられるのは相変わらず強力なため2積み程度はしておきたい。


ロードナイトモン

現在ACEの資格をとるべく休職中。
18弾でロードナイトモンACEが登場予定とのことなので期待。


アルファモン

除去に強く、高コストのデジモンはプレイヤーにアタックできなくなるため次ターンのイグドラシルの進化元を確保しやすくしてくれる優秀な1枚…だったが最近はレベル6~7がACE化してきており、この効果に引っ掛からない対面も多くなってきた。昆虫、植物などはレストにさせた上でアルファにアタックしてくるので緑対面では特に苦手。
しかし、ミラージュやシャイン、ディアボロのトークンなど、未だにコストの高いデジモンで攻撃してくるデッキもあるのでワンショット対策に2積みはしておきたい。
退化した時にイグドラシルの下にいないロイヤルナイツをトラッシュから自身の進化元に置くことで疑似回収ができたりもする。


クレニアムモン

アルファ同様除去に強く、相手ターン終了時にアタックを強制させられるのでDPが12000以下のデジモン相手ならかなり強力に使える。
しかし、最近のレベル6は13000以上のDPを持ったデジモンも多いのと、出した瞬間に直接的な除去を行うわけではないのでクレニアム+黒のオプションを使用し、妨害行動に回すのが主な使い方となる。ガンクゥで進化元から登場させ、ターン終了時にアタックを強制させ、ガンクゥをクリムゾンACEに進化させるなどもできるのでアタックを強制(しかもターン終了時)できるのは地味に役立つ時もある。黒のオプションの種類や採用枚数にもよるが2積み程度でよさそう。


ガンクゥモン

イグドラシルの進化元からロイヤルナイツか、トラッシュからシスタモンを出せるのでブロッカーを立てつつ除去や手札入れ替えを行えるので地味に優秀。オメガで登場させた時にトラッシュからブランを出して打点をさらに上げられる。
弱点は進化元にクレニアムやアルファ、マグナのみ、トラッシュにブランなしとなると途端にカードパワーが下がるので優位な時にはさらに優位になるが劣勢の時にはさらに劣勢になるといった認識。オメガACEも出せないので注意。

クリムゾンACEのお陰でブランを出して低コストで返すだけでブランのデコイ+ブラスト進化の可能性。そうでなくても13000ブロッカーと相手に与えるプレッシャーはでかい。黒含むカードなのもクレニアム、アルファが多く採用するカードではないので補助的な扱いで2枚程度は入れておきたい。


スレイプモン

DP-7000はレベル4アーマー体、レベル5を処理できるラインなので強力ではあるが、チビモンで8000になっていたり、レベル5がDP8000あったり、レベル6に-7000しながらアタックしてもブラスト進化されたりと環境がとても逆風。
アタックを2回行えてDPが13000あり、お互いのセキュリティが計6枚以下ならメモリ+3と、オメガで出したタイミングではとても優秀に働く。
マグナの採用をSTマグナに変更したことにより黄色のオプションも減り、自身も複数枚採用できるカードではないためセキュリティを回復する効果のほうがやや腐りがちになっている。
黄色のオプションを多く採用する予定なら1枚は刺しておきたい。
もしパラサイモンが採用される環境ならパラサイモンの進化元効果とあわせて実質DP10000上がった状態でアタックが行えるので、その時は役に立つかも?

デュークモン

登場コスト軽減とDPの低いデジモン、いなければDPの高いデジモンの除去を行えて唯一の速攻持ち+DP13000と高パワーのため中盤から終盤にかけて相手の盤面を2体処理、相手ターンでクリムゾンACEにブラスト進化するのが主な運用方法。
ジエスとやや効果が被るが、速攻持ち+高DPなのでバトルで処理したい時、DP13000以上のデジモンを焼ける点で中盤以降はこちらのほうが優秀。

しかし最近のDP13000以上になるデジモンはほとんどがデジモンの効果を受けないので以前ほどないと困るというほどではなくなった。
ファイターモードを処理してパーティションされたデジモンもアタック時に処理できるうえ、始祖への回帰でパラディンモードになられてもアタックすれば処理できるので1枚で2回除去を行える利点は相手のデッキ次第だがやや優秀。
とは言えやはり2~3枚程度採用が無難。


エグザモン

レストロックをかけてもデジモンの効果を受けないデジモンが多すぎて本体がブロッカーでもないこと、コストが高すぎることもあり採用は現在見送り。ACE化しても恐らくブラストジョグレスしそうなためエグザモンが再出勤する可能性となると、強力なアタック時効果持ち(レストロックが効く前提)や横展開環境になれば1枚程度は採用してもよいかも?
レベルが高いのでブラスト進化に対応していない点でも不遇。
ドゥフトからブラスト進化する強力なレベル7ACEが登場すれば、ドゥフトの採用が増えてこのカードも相手の妨害のために採用しやすくなるかもしれない。

オメガモン

フィニッシャーのため4積み確定。引けないとそもそも勝てないデッキだったがクリムゾンACEのブラスト進化が決まればデュークモンと粛清、クリムゾンACEで充分勝てる見込みはあるので手札に1枚しかないがどうしても除去効果を使いたい時に出しやすくなった。
また、デッキに投入枚数が少ないor採用されてないロイヤルナイツがACE化し、デッキに採用しやすくなることによってこのカードのパワーも間接的に上がっていく。
テイマーを並べる環境になった時はオメガACEが場に出しやすいカードでもあるためオールデリートを採用しやすくもなった。

📝総評📝

クリムゾンACEが登場したことで相手のターンにブラスト進化があるかもしれない…と思わせることやメタデジモンを何体出されても全て処理できる点で超絶強化されたと思います。
やはりデュークモン…デュークモンが全てを解決してくれる…(個人の思想が強く反映されています)
オメガACEも今までなかった処理+ブロッカー、突進持ちでST黒太一と相性がよく安定性が格段に増した。

BT13の頃と比べるとワンショット→高速デッキ破棄に伴うゲームの高速化から、コントロール寄りの環境へと変化しているのでコントロール寄りのロイヤルナイツには嬉しい反面、デジモンの効果を受けないデジモンや登場コスト軽減、効果登場のできないメタデジモンが新たに刷られたりと既存ロイヤルナイツでは対応できない場面が増えてきました。
コントロールデッキである都合上、その都度環境に合わせたデジモン、オプションを選ぶことが重要になるのでやはりデッキビルドしがいのあるテーマだと思います。
(個人的にロードナイトモン君が早く出社してくれると助かります)

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