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作家の門田英之、二重応募を常習的に繰り返す。出版社への偽計業務妨害が目的か?

作家の門田英之、二重応募を常習的に繰り返す。



【1件目】

MF文庫第4期予備審査
『ヲタクに優しくてサッカーのうまいギャルはいません』門田 英之

第29回スニーカー大賞
『ヲタクに優しくてサッカーのうまいギャルはいません』門田 英之

第36回後期ファンタジア大賞の三次通過
『ヲタクに優しくてサッカーのうまいギャルはいません』門田 英之

このタイトルの作品が色んな賞の一次を通過している(MFとスニーカーの画像もあるが、対応されたので、今は公開しない)。
ファンタジア文庫は未だに削除されていない。

(一次落ちは不明だが、少なくとも3社に重複応募)



【2件目】

第36回後期ファンタジア大賞の三次通過
「エクヲリティーギフト」門田英之

第19回MF文庫Jライトノベル新人賞第三期
『エクヲリティーギフト』門田英之


このタイトルで調べると、MFとファンタジアが出てくる。ファンタジア文庫では、3次通過させている。





【各社の対応】

・MF文庫
 メールしたところ、他社が確認するために、ペンネームとタイトルは残していると返信がありました。
 ただし、証拠として削除しないだけで、規約違反で落選とした上で、厳正に対処するそうです。

・スニーカー文庫
 こちらもメールを送ると、翌日には返信があり、該当の作品は規約違反のため、通過作から削除されました。

・ファンタジア文庫
 この会社は連絡を取っても音信不通です。
 3次通過までさせているのに、何らの対応や返答を行わない事は甚だ遺憾ですね。そもそも、担当編集が審査をしているのに、見逃した時点で厳重な審査をしているとは思えません。
 先日も、第32回ファンタジア大賞『スパイ教室』は、パッケージソフト売上ランキングでワースト7位(円盤89枚)となっています。
 担当編集は、やる気がないのでしょうか?



【法律上の問題点】

・著作権の競合
重複応募を行うと、同時に受賞した場合に、著作権が競合してしまう。
これでは出版社の権限があやふやになるため、二重投稿禁止のルールが存在する。これを破った場合、賞レースの妨げになってしまうだけでなく、他の応募者の迷惑にもなる。
そのため、出版社にはブラックリストを用意して、違反者には2度と一次を通過させないところもある。

・偽計業務妨害罪(刑法233条)
偽計を用いて、業務を妨害した場合、偽計業務妨害罪に該当する。

『偽計を用いる』とは、人を欺き、誘惑して、または他人の無知や錯誤を利用すること。本件の場合、二重投稿をしていないと出版社を欺いた行為が偽計に当たる。また、MF文庫に対しては、受賞していないと経歴を詐称した行為も該当する。

『業務』とは、人や法人などの団体が、社会生活上の地位に基づいて反復・継続して従事する事務であり、実際に妨害の結界が生じなくても該当する。
本件の場合、審査の過程において著作権の競合などが発生して、出版社側は、この二重投稿の対応をせねばならず、本来の業務が阻害される。これが業務を妨害した事実に当たる。

・故意
タイトルの変更や応募フォームの入力内容を見れば、たまたま二重投稿をしたとは言えず、明らかに自身の意志で犯意を持って応募したと言えるから、故意も認められる。








【今後の対応】

ラノベ業界はコンプライアンスの意識が薄いです。そこを今回は突かれた形ですね。
どうせ二重投稿のチェックをしていないから、同一の作品を何社にも送ったのでしょう。調べたところ、他にも送っているらしいです。

このような事にならないために、ラノベ業界も宣伝目的など公序良俗に反するペンネームは読まずに落とすなど、何らかの対策は必要です。
また、今回はKADOKAWA系列の賞レースであり、会社内部で実名をチェックするよう努めるべきです。

まずはスニーカー文庫もMF文庫もファンタジア文庫も二重投稿を発見した事を公表した上で、ブラックリストをKADOKAWAで共有すべきでしょう。
なぜならば、他の応募者に迷惑がかかっているからです。また、シンプルに業務が妨害され、ブランドイメージも害されています。これは寿司ぺろと同じ迷惑行為なこです。
真面目に取り組んだ人がバカを見るような制度は是正されなければなりませんね。

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